先日、ホークスはスナイダーがユタ・ジャズのHCを務めていた際にACを務め、スロベニア代表で指揮を執った経験もあるイゴール・ココスコフをリードACとして招聘。着々と来季に向けて陣容を整えている。
チームはヤングを筆頭に、マレーやディアンドレ・ハンター、ジョン・コリンズ、ボグダン・ボグダノビッチ、クリント・カペラ、サディーク・ベイ、オニエカ・オコング、ジェイレン・ジョンソンという今プレーオフでローテーション入りしていた選手が来季も契約下。来季に向けてスナイダーHCの下で戦力強化とともに、ケミストリーを構築していくことが課題となる。
そんななか、ヤングはシーズン後にスナイダーと話した内容を明かしていた。
「僕はスリーを打つことにもっとフォーカスしていく。(クインは)僕たちへもっと多くのスリーを打つことを好んでいる。いいショットを打っていく、そして僕のスリーがどれだけ必要になってくるのかを確認しているところなんだ」
スナイダーは昨季まで8年間ジャズで指揮を執り、ドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)、ルディ・ゴベア(現ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジョー・イングルズ(現ミルウォーキー・バックス)らを中心にプレーオフ常連チームを形成。
スナイダーがジャズで指揮を執った最後のシーズン、チームはリーグ2位の平均40.3本の3ポイントを放ち、同2位の14.5本をヒット。成功率でもリーグ11位の36.0%と、長距離砲を多用してきた。一方、今季のホークスの3ポイント試投数はリーグ28位の平均30.5本、スナイダーHCの就任後も平均30.9本にとどまっている。
そのため、来季はオフェンスで3ポイントを重視していくことが予想される。ヤングはリーグ屈指のシュート力の持ち主だけに、この男がアグレッシブにシュートを打つことで相手ディフェンスへダメージを与えることができるだろう。
ただ、チームにはヤング以外にもボグダノビッチやベイ、マレー、ハンターといったシューター陣がいることも見逃せない。プレーオフでショット不振に終わったヤングの復調とともに、彼らのシュート力も最大限に生かした戦術を組み込んで、来季の逆襲へ繋げたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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チームはヤングを筆頭に、マレーやディアンドレ・ハンター、ジョン・コリンズ、ボグダン・ボグダノビッチ、クリント・カペラ、サディーク・ベイ、オニエカ・オコング、ジェイレン・ジョンソンという今プレーオフでローテーション入りしていた選手が来季も契約下。来季に向けてスナイダーHCの下で戦力強化とともに、ケミストリーを構築していくことが課題となる。
そんななか、ヤングはシーズン後にスナイダーと話した内容を明かしていた。
「僕はスリーを打つことにもっとフォーカスしていく。(クインは)僕たちへもっと多くのスリーを打つことを好んでいる。いいショットを打っていく、そして僕のスリーがどれだけ必要になってくるのかを確認しているところなんだ」
スナイダーは昨季まで8年間ジャズで指揮を執り、ドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)、ルディ・ゴベア(現ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジョー・イングルズ(現ミルウォーキー・バックス)らを中心にプレーオフ常連チームを形成。
スナイダーがジャズで指揮を執った最後のシーズン、チームはリーグ2位の平均40.3本の3ポイントを放ち、同2位の14.5本をヒット。成功率でもリーグ11位の36.0%と、長距離砲を多用してきた。一方、今季のホークスの3ポイント試投数はリーグ28位の平均30.5本、スナイダーHCの就任後も平均30.9本にとどまっている。
そのため、来季はオフェンスで3ポイントを重視していくことが予想される。ヤングはリーグ屈指のシュート力の持ち主だけに、この男がアグレッシブにシュートを打つことで相手ディフェンスへダメージを与えることができるだろう。
ただ、チームにはヤング以外にもボグダノビッチやベイ、マレー、ハンターといったシューター陣がいることも見逃せない。プレーオフでショット不振に終わったヤングの復調とともに、彼らのシュート力も最大限に生かした戦術を組み込んで、来季の逆襲へ繋げたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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