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バスケW杯

【日本 63-81 ドイツ|採点&寸評】ケガ明けの渡邊雄太、馬場雄大が奮闘も…。Wユウキと富永啓生は力を出し切れず<DUNKSHOOT>

萩原誠(ダンクシュート編集部)

2023.08.26

SUB 吉井裕鷹 3.0
出場時間/19分55秒
3得点・1リバウンド・3アシスト
1スティール・0ブロック・-20
ベンチ陣では最多のプレータイムを記録。得点はFG1本の3得点、守備では相手の高さに苦しむ場面もあったものの、初の世界大会で委縮することなく戦う姿勢は見せた。第2戦以降も起用は続くだろう。

SUB 河村勇輝 1.5
出場時間/18分12秒
7得点・2リバウンド・3アシスト
1スティール・0ブロック・-16
流れを変える存在として期待されるも、チームワーストの4ターンオーバーと世界デビューの一戦はほろ苦い結果に。FG成功率16.7%(2/12)、3ポイント成功率22.2%(2/9)とシュートも振るわなかった。後半はらしいプレーも増えただけに今後の巻き返しに期待したい。

SUB 川真田紘也 2.5
出場時間/15分04秒
0得点・2リバウンド・1アシスト
0スティール・0ブロック・-18
ファウルトラブルのホーキンソンに代わって序盤からコートイン。攻撃の役割は限定されたなかでも、インサイドの汚れ仕事に精を出した。前半最後のプレーでは西田優大との“徳島ライン”でブザービーターを演出。
 
SUB 富永啓生 1.5
出場時間/12分42秒
5得点・0リバウンド・0アシスト
0スティール・0ブロック・-3
守備面の不安からプレータイムが伸びず。さらに、出場時も相手の徹底マークの前にボールを持たせてもらえなかった。期待の3ポイントは試合ラスト1分までまさかの試投ゼロ。コートにいるだけでディフェンスを引きつけることはできるだけに、有効な使い方はあるはずだ。

SUB 比江島慎 3.5
出場時間/8分35秒
2得点・2リバウンド・2アシスト
1スティール・0ブロック・-5
限られたプレータイムでもベテランらしく持ち味を発揮。第2Qには2つのアシストに得意のドライブからバスケットカウントを獲得するなどテクニシャンぶりを発揮した。

COACH トム・ホーバス 3.0
強化試合から先発を入れ替え、要所でゾーンディフェンスを試みるなど策を講じたが、最後まで相手のインサイド陣を止められず。ハーフタイム明けの立て直しから、後半は28失点と修正したのはさすがだが、チーム全体の3ポイントの不調は計算外だった。

取材・文●萩原誠(ダンクシュート編集部)
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