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バスケW杯

【日本 89-109 オーストラリア|採点&寸評】渡邊雄太、ホーキンソンがフル稼働も、前戦のヒーローは不発…。世界の壁に跳ね返される<DUNKSHOOT>

萩原誠(ダンクシュート編集部)

2023.08.30

SUB 富永啓生 2.5
出場時間/25分29秒
8得点・3リバウンド・2アシスト
1スティール・0ブロック・+3
 引き続き相手の厳しいマークを受けながら、アウトサイドシュートをおとりにドライブインやミドルジャンパーで得点。もっとも肝心の3ポイントは10本放って成功ゼロと最後まで当たりが来ず。FGはチーム最多の17本を試投しながら4本の成功にとどまった。次戦の爆発に期待したい。

SUB 富樫勇樹 4.0
出場時間/21分52秒
14得点・2リバウンド・7アシスト
0スティール・0ブロック・-1
 過去2試合で無得点だったキャプテンがようやく本来のパフォーマンスを披露。第1Qの途中出場直後に今大会初3ポイントを沈めると、その後も要所で長距離砲を突き刺し6本中4本を成功させた。ターンオーバーは1つでアシストは7本と司令塔としての安定感も光り、この日は河村に代わってもう少しプレータイムが多くてもよかったかもしれない。
 
SUB 吉井裕鷹 2.5
出場時間/18分32秒
0得点・2リバウンド・2アシスト
1スティール・0ブロック・+3
 劣勢の後半に長い時間コートに送られ、オフェンシブ・リバウンドやアシスト、スティールなど攻守に奮戦。唯一の3ポイント機会を決め切れなかったのが残念だが、身体を張った守備は評価できる。

COACH トム・ホーバス 3.0
 先発の入れ替えは効果を発揮しなかったものの、フィンランド戦の出来を考えれば当然。渡邊とホーキンソンの酷使もあったとはいえ、パティ・ミルズを11点に抑えるなど、世界のトップクラス相手に互角に渡り合う時間もあった。あとはドイツ戦も同様だった、ペイント内でイージーバスケットを許すシーンをもう少し減らしたいところだ。

取材・文●萩原誠(ダンクシュート編集部)

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