ストックトン(元ユタ・ジャズ/185cm)とアイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか/183cm)、ナッシュ(元フェニックス・サンズほか/191cm)はいずれも75周年記念チームに名を連ね、バスケットボール殿堂入りも飾った名ガードだ。だがナッシュを除く2選手はNBAファイナルまでは辿り着いたものの、3選手とも現役時代にチャンピオンリングを手にすることはできなかった。
ストックトンがファイナルに進出した1997、98年はカール・マローン、2001年のアイバーソンにはディケンベ・ムトンボというビッグマンがおり、ナッシュにもアマレ・スタッダマイアーというリーグ有数のパワーフォワードがいたのだが、チャンピオンシップを勝ち獲っていないことから、ハモンの指摘は完全に間違っているとは言い切れない。
とはいえ、かつてアイバーソンが「サイズじゃない。ハートの大きさが大事なんだ」と話していたように、NBAでは小柄な部類に入るガードでも、リーグ制覇を狙うことは可能。ブランソンはオールスター選出経験こそないものの、リーグ有数の実力者へと成長している。
はたしてブランソンは、ハモンの主張を覆し、ニックスを優勝へと導くことができるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ストックトンがファイナルに進出した1997、98年はカール・マローン、2001年のアイバーソンにはディケンベ・ムトンボというビッグマンがおり、ナッシュにもアマレ・スタッダマイアーというリーグ有数のパワーフォワードがいたのだが、チャンピオンシップを勝ち獲っていないことから、ハモンの指摘は完全に間違っているとは言い切れない。
とはいえ、かつてアイバーソンが「サイズじゃない。ハートの大きさが大事なんだ」と話していたように、NBAでは小柄な部類に入るガードでも、リーグ制覇を狙うことは可能。ブランソンはオールスター選出経験こそないものの、リーグ有数の実力者へと成長している。
はたしてブランソンは、ハモンの主張を覆し、ニックスを優勝へと導くことができるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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