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【独占インタビュー前編】故障直前のモラントが語った“謹慎中の心境”と“マインドの変化”「信じてもらうには行動で示すほかない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.10

――今季初出場となった12月19日のペリカンズ戦には、どんな心境で臨んだのだろう?

JM:精神的にはあまり難しくなかったね。この試合に向けてほぼ8か月も準備してきたわけだから。積み重ねた練習には自信があったし、仲間たちのために、でき得る限り最高のコンディションで試合に臨もうとしていたよ。

――その試合で君はブザービーターを決め、その後チームは4連勝した。依然として君の存在は重要なのでは?

JM:あの試合の結末はパーフェクトだった。復帰に加えて、チームに勝利をもたらすことができたという意味でも完璧な日になったよ。俺がコートにいることによって、相手チームはこれまでとは違う情報収集や守備戦術が必要になる。それによってチームメイトたちへのプレッシャーが軽減され、持ち味を活かせるようになる。俺の仕事はチームメイトの仕事をやりやすくすることだ。彼らのためにより攻めやすい状況を見つけ出すこと、それが俺のこのチームでの役割なんだ。
 
――出場停止前と後で、プレーまたはメンタルヘルスに変化はある?

JM:神を篤く信頼し、より身近に感じるようになったよ。神は俺に何か意図をお持ちで、俺の人生や運命はすでに定められているんだ。俺は神に導かれているだけなのさ。でも、俺が学んだことはまったく個人的なもので、バスケットボールとは関係がない。俺を信じてもらうには、これからの自分の行動で示していく以外に方法はないんだろうね。こういう質問に言葉で答えても、みんなにとってはおそらく何の意味もないだろうから。(後編に続く)

インタビュー●マーク・メディーナ
翻訳●千田範子

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