会場には、ブラジルサッカー界のレジェンドのロナウドや、デイビッド・ベッカム、パリ・サンジェルマンのキリアンとエタンのムバッペ兄弟ら、スポーツ界の著名人が集結。さらにはファレル・ウィリアムズといった音楽界のスターもコートサイドを陣取った。
パリゲームズが初めて開催された2020年には、まだマイケル・ジョーダンがオーナーだった頃のシャーロット・ホーネッツとヤニス・アデトクンボ擁するミルウォーキー・バックスが対戦(結果は103-116)。2度目は昨年、デトロイト・ピストンズ対ブルズ戦(同108-126)が行なわれた。
3度目の今回も大盛況で、一番安い席でも65ユーロ(約1万円)、最も高額な席では1875ユーロ(約30万円)という高額の価格設定にもかかわらず、1万5000のキャパシティに対し、チケット発売開始と同時に5万ものアクセスが殺到したことも話題となった。
クリーブランドやニューヨークのあるアメリカ東海岸とフランスとの時差は6時間。フライトは約7時間と、旅慣れている彼らにとっても移動の負担がないわけではない。それでも毎回、パリゲームを訪れる球団は、スタッフや家族も交えたチーム全員で観光したり、ディナーを楽しんだりと、レギュラーシーズン中にはなかなかできない体験をすることで、特に新入り選手が馴染む機会になるなど選手間の絆が深まると、ポジティブな感想を残している。
迎えるパリ側にとっても、NBA側にとっても好評なこの企画。2025年は”ウェンビー”ことフランスの至宝、ヴィクター・ウェンバンヤマ擁するスパーズの試合が行なわれるのはすでに決定的だとも報じられている。さらに来年は2試合が開催される計画もあるようだ。
ちょうどこのパリゲームズの間に、本国アメリカで行なわれた試合で、ウェンバンヤマがピストンズ相手に16得点、12リバウンド、10アシストと、NBAキャリア初のトリプルダブルを記録。チームを6試合ぶりの勝利に導いた。
そのウェンビーが、地元のスーパースターであるパーカーの古巣スパーズとともに凱旋するとなれば、パリの街はかつてない規模のNBAフィーバーに包まれることだろう。
文●小川由紀子
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パリゲームズが初めて開催された2020年には、まだマイケル・ジョーダンがオーナーだった頃のシャーロット・ホーネッツとヤニス・アデトクンボ擁するミルウォーキー・バックスが対戦(結果は103-116)。2度目は昨年、デトロイト・ピストンズ対ブルズ戦(同108-126)が行なわれた。
3度目の今回も大盛況で、一番安い席でも65ユーロ(約1万円)、最も高額な席では1875ユーロ(約30万円)という高額の価格設定にもかかわらず、1万5000のキャパシティに対し、チケット発売開始と同時に5万ものアクセスが殺到したことも話題となった。
クリーブランドやニューヨークのあるアメリカ東海岸とフランスとの時差は6時間。フライトは約7時間と、旅慣れている彼らにとっても移動の負担がないわけではない。それでも毎回、パリゲームを訪れる球団は、スタッフや家族も交えたチーム全員で観光したり、ディナーを楽しんだりと、レギュラーシーズン中にはなかなかできない体験をすることで、特に新入り選手が馴染む機会になるなど選手間の絆が深まると、ポジティブな感想を残している。
迎えるパリ側にとっても、NBA側にとっても好評なこの企画。2025年は”ウェンビー”ことフランスの至宝、ヴィクター・ウェンバンヤマ擁するスパーズの試合が行なわれるのはすでに決定的だとも報じられている。さらに来年は2試合が開催される計画もあるようだ。
ちょうどこのパリゲームズの間に、本国アメリカで行なわれた試合で、ウェンバンヤマがピストンズ相手に16得点、12リバウンド、10アシストと、NBAキャリア初のトリプルダブルを記録。チームを6試合ぶりの勝利に導いた。
そのウェンビーが、地元のスーパースターであるパーカーの古巣スパーズとともに凱旋するとなれば、パリの街はかつてない規模のNBAフィーバーに包まれることだろう。
文●小川由紀子
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