アップセットを狙うレイカーズにとって、カギを握る選手の1人がディアンジェロ・ラッセルだろう。昨季のシリーズではディフェンス面で狙われ、最後の2戦では計7得点と沈黙。シリーズ平均6.3点、3.5アシストにフィールドゴール成功率32.3%、3ポイント成功率13.3%に終わっていた。
一方で今季はチーム3位の平均18.0点に6.3アシスト、3ポイント成功率は自己最高となる41.5%の高確率でチーム最多の平均3.0本を沈めてきた。ペリカンズとのプレーイン・ゲームでも21得点、6アシストをマークし、ショットが不調だった2枚看板を見事にカバーしている。
ナゲッツとのシリーズに向けて、ラッセルは「ニューオリンズ戦の時と同じ。新たに何かを準備することはない。ポストシーズンでどこが相手になろうと、僕らはシーズン中ずっと準備してきた。確かに、周囲はデンバーとD-Lo(ラッセルの愛称)ということで大騒ぎしているけど、僕は彼らとやり合う準備ができている」と意気込んでいた。
ラッセルの意見にはレブロンも同調する。
「俺たちはすべての面で向上しなきゃいけない。それはもちろん、俺たちの相手が素晴らしいチームだからだ。チャンピオンシップを勝ち獲ったチームだし、ビッグゲームを何度も経験してきたから、試合終盤で勝ち切るために必要なことも熟知している。だからこそ、俺たちは48分間、あるいはそれ以上、統制が取れたゲームをしていかないといけない」
相手は連覇を狙う王者で、昨季と同様にホームコート・アドバンテージを保持している。レブロンは「チャレンジになるだろう。だがそれこそまさにポストシーズンってやつだし、そうあるべきだ」と、挑戦者として臨む姿勢を見せていた。
第2シードと第7シードの対決ではあるものの、ナゲッツとレイカーズのシリーズは昨年と同様に見応えのあるものとなりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
昨季ウエスト決勝の再戦!レイカーズを警戒するナゲッツ、主砲ヨキッチは「おそらく最もタフなシリーズになるだろう」<DUNKSHOOT>
一方で今季はチーム3位の平均18.0点に6.3アシスト、3ポイント成功率は自己最高となる41.5%の高確率でチーム最多の平均3.0本を沈めてきた。ペリカンズとのプレーイン・ゲームでも21得点、6アシストをマークし、ショットが不調だった2枚看板を見事にカバーしている。
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相手は連覇を狙う王者で、昨季と同様にホームコート・アドバンテージを保持している。レブロンは「チャレンジになるだろう。だがそれこそまさにポストシーズンってやつだし、そうあるべきだ」と、挑戦者として臨む姿勢を見せていた。
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