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NBA

ブルズ退団後のピッペンが見せた“ベテランの振る舞い”を元同僚が回想「彼は6つのリングが入った箱を私の家に置いていった」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.04.26

 ウェルズが在籍した1998~2003年までの間、ブレイザーズはプレーオフでロサンゼルス・レイカーズと3年連続で対戦。2000年はカンファレンス決勝であと一歩まで追い詰めるも3勝4敗で敗れ、その後は1回戦で2年連続スウィープ負け(3連敗)を喫した。シャキール・オニール&コビー・ブライアントを擁し、2000~02年にリーグ3連覇を果たすライバルの壁は越えられなかったが、“絶対王者”を苦しめたチームのひとつがブレイザーズだった。

 ウェルズは、ピッペンが置いていったリング入りの箱をベッドに置き、その横で寝たという。
 
「私はそのケースをベッドに持ち込み、ただただ見ていたよ。枕のすぐ横にリングがある状態で寝た。(マイケル)ジョーダンが指にリングをつけた写真を飾っていたけど、自分の目の前に文字通りリングがあるんだ。次の日の朝、起きてもまだ信じられなかったよ。ピップが私を信頼してくれているのがわかった。彼は私を弟のように可愛いがってくれた。『この人のためにもう1つリングを獲得しなきゃいけない』と思った。結果的に彼にリングをプレゼントすることができなくて悔しかったよ」

 ブレイザーズでいぶし銀の働きを見せたピッペンについて、当時主力だったウォーレスも「プレーオフではすべてが激しくなる。ベテランがいるとチームが締まる。俺たちに彼は必要だった」と敬意を表していた。

構成●ダンクシュート編集部

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