専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
パリ五輪

アメリカ代表“豪華センタートリオ”の中で守備力、経験を買われるアデバヨ。2人の名将の違いに言及「スティーブはスポーと比べて少しのんびり」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.07.12

 アデバヨは、NBA入りからずっとスポールストラHCの下でプレーしてきた。東京五輪でAC、現在はアメリカ代表の指揮官を務めるスティーブ・カーHC(ウォリアーズ)の下でプレーするのは初になるが、両者の違いについて9日のトレーニングキャンプ最終日に語ったと、『NBC Sports Bay Area』が報じている。

「スティーブのコーチングは、ほんの少しだけどリラックスしたものになっている。特にスポーのような人と比べるとね。スポーはものすごく熱心だから。

 けどそれが本来のスポーなのさ。彼は本当に熱心でね。バスケットボールを学んでいくうえで彼は学者のような人なんだ。だから、コーチ・カーについてのんびりしていると感じるんだと思う。それが僕にとっては印象に残っているかな」
 
 今月18日に27歳の誕生日を迎えるアデバヨは、昨季の最優秀守備選手賞の投票で3位に入った実力者。オールディフェンシブチームには5シーズン連続で名を連ねる常連で、昨季は初の1stチーム入りも飾った。

 エンビード、デイビスとともにセンタートリオを形成するアデバヨには、相手がビッグマンであろうとペリメータープレーヤーであろうと、オールスイッチ可能なフットワークが備わっている。パリの地でも、貴重な働きを見せてくれることだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号