今季のセルティックスは、1959年から66年にかけて達成した8連覇、1968、69年の2連覇に続く球団史上3度目の連覇を目指すシーズンとなる。
開幕戦は10月22日(日本時間23日)にホームで迎えるニューヨーク・ニックス戦。オフに左足首の腱を手術したクリスタプス・ポルジンギスは12月まで欠場の予定だが、テイタムにブラウン、ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、アル・ホーフォードら優勝メンバーは健在で、今季も優勝候補筆頭と言っていい。
2017、18年のゴールデンステイト・ウォリアーズを最後に、リーグでは6シーズン連続で異なるチームが頂点に立っているが、豪華戦力を有するセルティックスならば連覇も十分可能だろう。
なお、テイタムは昨季のファイナルMVPの選考について、次のようにポジティブに捉えていた。
「昨シーズンは僕の番じゃなかっただけ。ステフ・カリー(ウォリアーズ)は4つのリングがあるけど(ファイナルMVPは)1回だけだ。アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)、ラリー・バード(元セルティックス)だって毎回MVPを獲得してきたわけじゃない。僕からすれば、(ブラウンが選ばれて)嬉しかった。自分もいつの日かファイナルMVPを勝ち獲ると思っている」
キャリア7年目で初めてリーグの頂点に立ったテイタム。今季はこれまでの王座獲得を狙う側ではなく、“追われる側”へ回るため、レギュラーシーズンでもタフな試合が続くだろうが、いまだ伸びしろを残すエースが率いる王者に死角はなさそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
開幕戦は10月22日(日本時間23日)にホームで迎えるニューヨーク・ニックス戦。オフに左足首の腱を手術したクリスタプス・ポルジンギスは12月まで欠場の予定だが、テイタムにブラウン、ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、アル・ホーフォードら優勝メンバーは健在で、今季も優勝候補筆頭と言っていい。
2017、18年のゴールデンステイト・ウォリアーズを最後に、リーグでは6シーズン連続で異なるチームが頂点に立っているが、豪華戦力を有するセルティックスならば連覇も十分可能だろう。
なお、テイタムは昨季のファイナルMVPの選考について、次のようにポジティブに捉えていた。
「昨シーズンは僕の番じゃなかっただけ。ステフ・カリー(ウォリアーズ)は4つのリングがあるけど(ファイナルMVPは)1回だけだ。アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)、ラリー・バード(元セルティックス)だって毎回MVPを獲得してきたわけじゃない。僕からすれば、(ブラウンが選ばれて)嬉しかった。自分もいつの日かファイナルMVPを勝ち獲ると思っている」
キャリア7年目で初めてリーグの頂点に立ったテイタム。今季はこれまでの王座獲得を狙う側ではなく、“追われる側”へ回るため、レギュラーシーズンでもタフな試合が続くだろうが、いまだ伸びしろを残すエースが率いる王者に死角はなさそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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