スペイン代表のアルダマは「彼は英語を少ししか知らなかったけど、すでにすごく馴染んでいる。僕は英語が第二言語だけど、その難しさはわかる」と、同じ海外出身者として理解を示していた。
NBA挑戦1年目の河村は、コート上で高いレベルへの順応に努めながら、言語の面でも勉強を続けるハードな日々を送っている。もちろん、本人がチームに溶け込むため、チームメイトたちとのコミュニケーションを大切にしているからこそではあるが、その真っ直ぐで真摯な姿勢に心を動かされる人たちも多いだろう。
記事の中では、河村の“新しい動き”にも触れられている。河村は練習中、WWEのプロレスラーで、俳優・司会者の顔も持つジョン・シナが右手を広げて顔の前で左右に振る“you can’t see me”のジェスチャーを3ポイントが決まった後にしているという。
その過程で、モラントは体当たりでアメリカの文化を学んでいる河村が、余計なスラングを覚えて使ったりしないよう注意しているのだそうだ。
「彼はたくさんのことを学んでいて、まずは言ってくるんだ。なかにはそこで言うべきものじゃないこともある。でもそれがユウキなんだ。それが彼の世界で、俺たちはその中で生きているのさ」
アメリカのカルチャーへ身を投じる一方、河村は日本の文化も持ち込んでいる。その顕著な例がお菓子で、先日はグリズリーズのロッカールームに大量のキャンディー、さらにはジェリービーンズ、チョコレートを配って回った。
なかでも『株式会社 明治』のソフト食感を楽しめるグミ「ポイフル」は、カラフルなパッケージデザインも相まって好評で、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)も以前インスタライブで好きだと公言していた。
実際、このポイフルはモラントもインスタグラムのストーリーズで投稿するほどのお気に入り。ピッペンJr.は早くもチョコレートの“2度目の差し入れ”を待ちわびていて、クラークは自身のロッカーにポイフルを残しておいているようだ。
もちろん、お菓子はプロ選手たちにとってコンディション管理の天敵となり得るだけに、食べ過ぎには気を付けてもらいたいところだが、河村はわずか1か月間でグリズリーズへ様々なものを持ち込み、コート内外でインパクトを与えていることは間違いない。
ガードポジションのベインとスマートの離脱期間が長引く場合、3番手PGの出番が増える可能性も考えられる。2日(日本時間3日)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦以降、河村が再びコートに立ち、NBA初得点を決めた際にはそのセレブレーションにも注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
NBA挑戦1年目の河村は、コート上で高いレベルへの順応に努めながら、言語の面でも勉強を続けるハードな日々を送っている。もちろん、本人がチームに溶け込むため、チームメイトたちとのコミュニケーションを大切にしているからこそではあるが、その真っ直ぐで真摯な姿勢に心を動かされる人たちも多いだろう。
記事の中では、河村の“新しい動き”にも触れられている。河村は練習中、WWEのプロレスラーで、俳優・司会者の顔も持つジョン・シナが右手を広げて顔の前で左右に振る“you can’t see me”のジェスチャーを3ポイントが決まった後にしているという。
その過程で、モラントは体当たりでアメリカの文化を学んでいる河村が、余計なスラングを覚えて使ったりしないよう注意しているのだそうだ。
「彼はたくさんのことを学んでいて、まずは言ってくるんだ。なかにはそこで言うべきものじゃないこともある。でもそれがユウキなんだ。それが彼の世界で、俺たちはその中で生きているのさ」
アメリカのカルチャーへ身を投じる一方、河村は日本の文化も持ち込んでいる。その顕著な例がお菓子で、先日はグリズリーズのロッカールームに大量のキャンディー、さらにはジェリービーンズ、チョコレートを配って回った。
なかでも『株式会社 明治』のソフト食感を楽しめるグミ「ポイフル」は、カラフルなパッケージデザインも相まって好評で、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)も以前インスタライブで好きだと公言していた。
実際、このポイフルはモラントもインスタグラムのストーリーズで投稿するほどのお気に入り。ピッペンJr.は早くもチョコレートの“2度目の差し入れ”を待ちわびていて、クラークは自身のロッカーにポイフルを残しておいているようだ。
もちろん、お菓子はプロ選手たちにとってコンディション管理の天敵となり得るだけに、食べ過ぎには気を付けてもらいたいところだが、河村はわずか1か月間でグリズリーズへ様々なものを持ち込み、コート内外でインパクトを与えていることは間違いない。
ガードポジションのベインとスマートの離脱期間が長引く場合、3番手PGの出番が増える可能性も考えられる。2日(日本時間3日)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦以降、河村が再びコートに立ち、NBA初得点を決めた際にはそのセレブレーションにも注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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