バスケットボールという競技を熟知した“ゲームマスター”といっても過言ではないレブロンは、12月30日に40歳を迎える。現行契約は来季がプレーヤーオプションのため、これを破棄すれば今季終了後に完全FA(フリーエージェント)になる。
レブロンはNBAデビューした2003-04シーズンから今季を含め22シーズン連続で平均20点以上を残している。加齢や身体能力の下降などでトップレベルのプレーを維持できなくなっても、206cm・113kgの屈強な肉体と豊富な経験、バスケットボールIQを駆使すれば、まだまだNBAでプレーできるだろう。
そんなレブロンはグリズリーズ戦後、残りの現役生活について注目の発言をしていた。
「本音を言うと、俺がこれから先も長くプレーすることはないだろう。どれくらいの期間なのか、あと1年、それとも2年なのか、どうなるかは俺にもわからない。前にも言ったけど、俺はボロボロになるまでプレーするつもりはない。コートにいたいからという理由で、ゲームを軽視するような人間にはなりたくないんだ」
少なくとも、現段階でリーグトップレベルの数字を残しているレブロンがすぐに現役を退くことはないだろう。だが現在のプレーのクオリティを継続することが困難になった場合、コートを去る決断を下すということなのかもしれない。
22シーズンにわたってトップレベルを維持してきた不世出のスーパースターは、引退後のバスケットボール殿堂入りは確実。残りの現役生活がどれくらいであろうと、“キング”のプレーを目に焼き付けておきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
レブロンはNBAデビューした2003-04シーズンから今季を含め22シーズン連続で平均20点以上を残している。加齢や身体能力の下降などでトップレベルのプレーを維持できなくなっても、206cm・113kgの屈強な肉体と豊富な経験、バスケットボールIQを駆使すれば、まだまだNBAでプレーできるだろう。
そんなレブロンはグリズリーズ戦後、残りの現役生活について注目の発言をしていた。
「本音を言うと、俺がこれから先も長くプレーすることはないだろう。どれくらいの期間なのか、あと1年、それとも2年なのか、どうなるかは俺にもわからない。前にも言ったけど、俺はボロボロになるまでプレーするつもりはない。コートにいたいからという理由で、ゲームを軽視するような人間にはなりたくないんだ」
少なくとも、現段階でリーグトップレベルの数字を残しているレブロンがすぐに現役を退くことはないだろう。だが現在のプレーのクオリティを継続することが困難になった場合、コートを去る決断を下すということなのかもしれない。
22シーズンにわたってトップレベルを維持してきた不世出のスーパースターは、引退後のバスケットボール殿堂入りは確実。残りの現役生活がどれくらいであろうと、“キング”のプレーを目に焼き付けておきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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