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【NBA】第2Qに“八村劇場”開演!大谷夫妻が見守るなか、今季最多23得点を奪いレブロン不在のレイカーズを逆転勝利に導く<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.09

 八村は第1クォーター残り9分36秒、左ウイングでボールを受けるとポンプフェイクでグラントを跳ばせ、ドライブでかわして豪快なワンハンドダンクをお見舞い。ただ、レブロン不在でステップアップしたい状況下でやや消極的な場面も見られ、最初の12分間はこの2得点にとどまった。

 しかし第2クォーター、前述した通り“八村劇場”が開演する。残り8分半にディアンジェロ・ラッセルとのツーメンゲームからレイアップを決めると、続くオフェンスでもトランジションからボースハンドダンクをお見舞い。残り7分13秒からはトップ・オブ・ザ・キーから2本連続で3ポイントを沈め、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

 さらに直後のポゼッションではスティールを決め、力強いアタックでフリースローを獲得(2本とも成功)。残り4分8秒には巧みなドライブからフィンガーロールでレイアップを成功させるなど一挙14得点の集中砲火で、停滞していたチームに勢いをもたらした。
 
 第3クォーターは無得点に終わるも、第4クォーターは開始早々に力強いリムアタックでレイアップに成功。残り10分47秒にも同じ位置から、今度はポンプフェイクで相手を跳ばせてドライブし、巧みに左手でフィニッシュ。残り6分24秒にはディフェンスでブロックを見舞った直後、トランジションからリードを17点に広げる3ポイントを沈め勝負を決定づけた。

 最終的なスタッツは、チームトップとなる38分56秒のプレータイムで今季最多の23得点(フィールドゴール9/13、3ポイント3/5、フリースロー2/2)、5リバウンド、2アシスト、4スティール、1ブロック。今季2度目の20点超えを記録したほか、ディフェンスでも存在感を放ち逆転勝利の原動力となった。

 レイカーズの次戦は中4日空いて13日、敵地ターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。昨季ウエスト決勝まで進んだ強敵を相手に白星を掴み取り、連勝を飾りたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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