「エンビードとジョージの処遇次第で、優勝への準備が整っていないことが世界中に知れ渡ってしまう。これは問題だ。数週間前に決断すべきだった。エンビードは、もう切れ。ジョージに関してはいずれわかる。さもなければ、健康になれ。今シーズンは優勝に貢献できないんだから、彼らを放出してしまえばいい。彼らのエゴがどうであろうが関係ない。勝ちたいと言われても、知ったこっちゃない。こちらは金を払っている立場だからね。切ってしまえ」

　主にシックスマンとして平均15.3点、３ポイント成功率38.3％と上々の成績を残していた20歳の新人ジャレッド・マケインが左ヒザの外側半月板断裂により無期限の離脱となったが、24歳のマキシーら若手主体の体制にシフトすべきだとアリナスは説く。
  「誰が残る、残らないかは決断しないといけない。マキシー、マケイン、KJ・マーティンを40分間プレーさせる必要がある。エンビードとジョージがケガをして、また戻ってを繰り返しても、もう来シーズンはいないかもしれない。とりあえず休んで健康になれ」

　はたしてシクサーズは、来年２月６日のトレード期限までに大きな動きを見せるシナリオはあるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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