一方、ただでさえ本格派センター不在を懸念されていたレイカーズは、デイビスというインサイドの柱を手放した。希代のオールラウンダーであるドンチッチとレブロンという新たなデュオこそ生まれたが、はたして賢明な決断だったのか。名物コメンテーターのA・スミスは『ESPN』の番組『Sports Center』で「(レイカーズは)今年の優勝は考えていない」と指摘した。
「このトレードが実現したことで、レイカーズにはリムプロテクターがいなくなる。ルカ(ドンチッチ)にも、レブロン・ジェームズにもその役割はできなかった。多くの人の目には、レイカーズの今シーズンは終わったと映るだろう。彼らはレブロン・ジェームズに『すまない、また別の機会に』と言ったようだ。
これは来年以降の将来のため、つまり“ポスト・レブロン時代”のための動きだ。これからは、ルカ・ドンチッチを中心にチームを作っていくことになるだろう。収益をもたらす世界的スター選手を手にしたわけだからね」
ドンチッチは昨季平均33.9点で初の得点王に輝き、歴代7位の通算トリプルダブル80回を記録しているトップクラスのオフェンスマシンだが、今季はふくらはぎのケガもあってすでに27試合を欠場。A・スミスも「健康には不安が残る」と触れている。
「ルカ・ドンチッチは毎試合、オフェンスでは25~30得点は挙げるだろう。でも、ディフェンス面でもたらせるものはない。アンソニー・デイビスと比較できない。アンソニー・デイビスはリムプロテクターであり、リバウンダーであり、ショットブロッカーだった。チャンピオンシップを争う上では、やはりフロントコートのディフェンスが必要になる」
レブロンが今オフにプレーヤーオプションとなることを踏まえると、今回のテコ入れがどのような結果をもたらすか、レイカーズの未来を占うシーズン後半戦となりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】レブロン級の逸材!スロベニアが生んだ若き天才、ルカ・ドンチッチの厳選フォト集!
「このトレードが実現したことで、レイカーズにはリムプロテクターがいなくなる。ルカ(ドンチッチ)にも、レブロン・ジェームズにもその役割はできなかった。多くの人の目には、レイカーズの今シーズンは終わったと映るだろう。彼らはレブロン・ジェームズに『すまない、また別の機会に』と言ったようだ。
これは来年以降の将来のため、つまり“ポスト・レブロン時代”のための動きだ。これからは、ルカ・ドンチッチを中心にチームを作っていくことになるだろう。収益をもたらす世界的スター選手を手にしたわけだからね」
ドンチッチは昨季平均33.9点で初の得点王に輝き、歴代7位の通算トリプルダブル80回を記録しているトップクラスのオフェンスマシンだが、今季はふくらはぎのケガもあってすでに27試合を欠場。A・スミスも「健康には不安が残る」と触れている。
「ルカ・ドンチッチは毎試合、オフェンスでは25~30得点は挙げるだろう。でも、ディフェンス面でもたらせるものはない。アンソニー・デイビスと比較できない。アンソニー・デイビスはリムプロテクターであり、リバウンダーであり、ショットブロッカーだった。チャンピオンシップを争う上では、やはりフロントコートのディフェンスが必要になる」
レブロンが今オフにプレーヤーオプションとなることを踏まえると、今回のテコ入れがどのような結果をもたらすか、レイカーズの未来を占うシーズン後半戦となりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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