「ただし、史上最高のバスケットボールプレーヤーはマイケル・ジョーダンだ。確かにレブロンは申し分ないキャリアを築いているが、マイクこそがベストプレーヤーだ。
多くの人々はレブロンを取り上げるけど、それはキャリア晩年であんなにすごい数値を残しているからだ。彼は22年目で40歳なのに(平均で)25-8-8を記録して、オールNBAの1stか2ndチーム入りしようとしている。これまでにプレーしてきた選手たちのほとんどは全盛期でさえこんな数字を残せなかったのにね」
今季のレブロンはNBA歴代最長タイのキャリア22シーズン目にして、70試合の出場で平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストとリーグ有数のオールラウンドな成績を残し、21年連続のオールスターにも選ばれた。
このままいけば、近日発表されるであろうオールNBAチームにも21シーズン連続で名を連ねることが予想される。22年目で平均2桁得点どころか20点を超え、最優秀クラッチ選手賞の投票でも1位票1を含む計14ポイントで7位にランクインした。
通算得点や通算出場時間など、複数の部門でNBA歴代トップに立つレブロンは、接触が激しいバスケットボールというスポーツにおいて、金字塔とも呼ぶべきキャリアを送っていると言っていい。
ただし、ミラーは現役時代の大半を通じて対戦したジョーダンを“ベストプレーヤー”に挙げた。
ジョーダンは1990年代にブルズを2度の3連覇へ導き、前人未到の得点王10度と6度のファイナルMVPに輝いたほか、キャリア平均得点ではレギュラーシーズン(30.1点)とプレーオフ(33.4点)の両方でNBA歴代1位に君臨している。
もちろん、このGOAT論はこれから先もずっと続く永遠のテーマのひとつであって、どちらが上かを証明する術はない。その上でミラーはジョーダンのインパクトや功績を称えつつ、今も現役でプレーを続けるレブロンの凄さを端的に表現したのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
「チームスポーツにGOATは存在しない」。名手ピッペンが持論を展開「レブロンと比較できる選手はいないが、彼がGOATになるのかは…」<DUNKSHOOT>
「俺はマイケルとレブロンの論争には加わらない」バークレーは“GOAT論”に興味なし「2人ともすごく、すごく、すごく偉大だ」<DUNKSHOOT>
多くの人々はレブロンを取り上げるけど、それはキャリア晩年であんなにすごい数値を残しているからだ。彼は22年目で40歳なのに(平均で)25-8-8を記録して、オールNBAの1stか2ndチーム入りしようとしている。これまでにプレーしてきた選手たちのほとんどは全盛期でさえこんな数字を残せなかったのにね」
今季のレブロンはNBA歴代最長タイのキャリア22シーズン目にして、70試合の出場で平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストとリーグ有数のオールラウンドな成績を残し、21年連続のオールスターにも選ばれた。
このままいけば、近日発表されるであろうオールNBAチームにも21シーズン連続で名を連ねることが予想される。22年目で平均2桁得点どころか20点を超え、最優秀クラッチ選手賞の投票でも1位票1を含む計14ポイントで7位にランクインした。
通算得点や通算出場時間など、複数の部門でNBA歴代トップに立つレブロンは、接触が激しいバスケットボールというスポーツにおいて、金字塔とも呼ぶべきキャリアを送っていると言っていい。
ただし、ミラーは現役時代の大半を通じて対戦したジョーダンを“ベストプレーヤー”に挙げた。
ジョーダンは1990年代にブルズを2度の3連覇へ導き、前人未到の得点王10度と6度のファイナルMVPに輝いたほか、キャリア平均得点ではレギュラーシーズン(30.1点)とプレーオフ(33.4点)の両方でNBA歴代1位に君臨している。
もちろん、このGOAT論はこれから先もずっと続く永遠のテーマのひとつであって、どちらが上かを証明する術はない。その上でミラーはジョーダンのインパクトや功績を称えつつ、今も現役でプレーを続けるレブロンの凄さを端的に表現したのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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