「彼にはエゴがない。『俺が点を取りに行く』『俺が1人でやってやる』といったことがまったくないんだ。シーズン序盤に、彼がトラップに遭って僕にパスをしたんだけど、僕は別のチームメイトへパスをしてショットへつなげた。そこで『ごめん、次は君にアシストがつくように僕がフィニッシュするよ』って伝えたら、彼はそんなの気にしてなかったんだ。
『僕はなんとしてでも勝ちたい。そのために必要なことがあるなら何だってする』って感じでね。とんでもない数字を積み上げても、その詳細を調べようとはしない」
198㎝・88㎏のSGAは、ガードの選手としては上背があり、手足の長さとハンドリング、磨き抜かれたミッドレンジジャンパー、制限区域内の高いフィニッシュ力を兼備。高位安定して毎試合20点以上を軽々と叩き出すことが可能だ。
昨季は76試合のうち20得点未満に終わったのはわずか1試合。プレーオフでも23試合のうち20得点に届かなかったのは3試合のみ。インディアナ・ペイサーズとのファイナルでは7試合のうち4戦で30得点以上を残し、第7戦ではプレーオフ自己最多の12アシストで味方の得点機会を演出してみせた。
エースがこれだけ高いオフェンス力を備えているにもかかわらず、まったくエゴがないところが、サンダーの強さの理由のひとつと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
『僕はなんとしてでも勝ちたい。そのために必要なことがあるなら何だってする』って感じでね。とんでもない数字を積み上げても、その詳細を調べようとはしない」
198㎝・88㎏のSGAは、ガードの選手としては上背があり、手足の長さとハンドリング、磨き抜かれたミッドレンジジャンパー、制限区域内の高いフィニッシュ力を兼備。高位安定して毎試合20点以上を軽々と叩き出すことが可能だ。
昨季は76試合のうち20得点未満に終わったのはわずか1試合。プレーオフでも23試合のうち20得点に届かなかったのは3試合のみ。インディアナ・ペイサーズとのファイナルでは7試合のうち4戦で30得点以上を残し、第7戦ではプレーオフ自己最多の12アシストで味方の得点機会を演出してみせた。
エースがこれだけ高いオフェンス力を備えているにもかかわらず、まったくエゴがないところが、サンダーの強さの理由のひとつと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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