現地時間11月7日に行なわれたラ・リーガ第12節のエルチェ対レアル・ソシエダ戦は1-1の引き分けに終わったが、ソシエダの久保建英が7試合ぶりに先発出場を果たしている。
ソシエダは57分にホームのエルチェに先制を許すも、終了間際の89分にサディク・ウマルが獲得したPKをエースのミケル・オヤルサバルが決めて追いついた。背番号14の日本代表FWは64分までプレー。右ウィンガーとして、ボールタッチ42回、シュート2回(枠内1回、ブロック1回)、パス22回(成功15回)、ドリブル3回(成功1回)、タックル2回、クリア1回、インターセプト1回、ボール奪取4回、デュエル10回(勝利6回)、ファウル1回、被ファウル3回というスタッツを記録した(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
かかとの負傷から公式戦3試合を欠場した後、前節(アスレティック・ビルバオ戦)でようやく復帰し、今回はスタメンにも名を連ねた久保のプレーについて、クラブの公式サイトは「久保がバウンドしたボールを左足で鋭くシュートしたものの、GKが好セーブ」と、惜しいプレーがあったことなどを伝えている。
現地メディアの報道では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が、彼の2本のシュートが相手守備陣の好プレーによって阻まれたことを報じ、3点満点での採点では「1」。一方、『as』紙は「2」を与え、個別評価の記事では「意欲は見られたが、やや個人プレーに走りすぎた」とネガティブに評した後、以下のように寸評を続けた。
「ペナルティーエリア内から放った強烈なシュートはGKマティアス・ディトゥロの好セーブに遭い、先制のチャンスを潰された。自分でプレーを完結させようとする場面が多く、彼本来のプレーに近づくためには、もっとリズムを掴む必要があるが、それでも最も積極的に1対1を仕掛けた選手だった」
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「波があった」と久保のプレーを総括しながらも、「約1か月半ぶりのスタメン復帰。試合の流れに乗るまでに時間がかかったが、相手DFより一瞬早く反応して放ったボレーシュートでチーム最初のチャンスを創った。64分間プレーし、後半の立ち上がりではチームを牽引した」と全体的にはポジティブな記述となっている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、自チームの戦いぶりに言及して、「セルヒオ・フランシスコ監督は得意の4-3-3を継続したが、試合開始直後から問題が生じた。エルチェのSBアドリア・ペドロサがほとんどウイングやインサイドハーフの位置でプレーしていたため、久保がSBのように守備を担い、実質的には4-4-2、あるいは5バックのような形になる場面もあった」と伝えた。
個別評価では、「復帰戦であるということの影響がはっきりと見えた。おそらくはまだ万全でないため、いつもよりドリブルの回数は少なかったが、守備面では非常に献身的だった。ディトゥロに阻まれたが、見事なボレーシュートを放った」とその働きぶりを好意的に捉えたが、10点満点の採点は及第点に満たない「5」止まりとなっている。
そしてサッカー専門サイト『El Desmarque』は、こちらも採点は「5」を付与し、「序盤はエネルギッシュにスタートし、右サイドから危険な動きを見せた。しかし時間が経つにつれて存在感が薄れ、試合開始から1時間が経った時点で交代となった」と、久保のスタメン復帰戦を振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】6試合ぶり先発の久保建英、前半には惜しいボレーも
ソシエダは57分にホームのエルチェに先制を許すも、終了間際の89分にサディク・ウマルが獲得したPKをエースのミケル・オヤルサバルが決めて追いついた。背番号14の日本代表FWは64分までプレー。右ウィンガーとして、ボールタッチ42回、シュート2回(枠内1回、ブロック1回)、パス22回(成功15回)、ドリブル3回(成功1回)、タックル2回、クリア1回、インターセプト1回、ボール奪取4回、デュエル10回(勝利6回)、ファウル1回、被ファウル3回というスタッツを記録した(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
かかとの負傷から公式戦3試合を欠場した後、前節(アスレティック・ビルバオ戦)でようやく復帰し、今回はスタメンにも名を連ねた久保のプレーについて、クラブの公式サイトは「久保がバウンドしたボールを左足で鋭くシュートしたものの、GKが好セーブ」と、惜しいプレーがあったことなどを伝えている。
現地メディアの報道では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が、彼の2本のシュートが相手守備陣の好プレーによって阻まれたことを報じ、3点満点での採点では「1」。一方、『as』紙は「2」を与え、個別評価の記事では「意欲は見られたが、やや個人プレーに走りすぎた」とネガティブに評した後、以下のように寸評を続けた。
「ペナルティーエリア内から放った強烈なシュートはGKマティアス・ディトゥロの好セーブに遭い、先制のチャンスを潰された。自分でプレーを完結させようとする場面が多く、彼本来のプレーに近づくためには、もっとリズムを掴む必要があるが、それでも最も積極的に1対1を仕掛けた選手だった」
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「波があった」と久保のプレーを総括しながらも、「約1か月半ぶりのスタメン復帰。試合の流れに乗るまでに時間がかかったが、相手DFより一瞬早く反応して放ったボレーシュートでチーム最初のチャンスを創った。64分間プレーし、後半の立ち上がりではチームを牽引した」と全体的にはポジティブな記述となっている。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、自チームの戦いぶりに言及して、「セルヒオ・フランシスコ監督は得意の4-3-3を継続したが、試合開始直後から問題が生じた。エルチェのSBアドリア・ペドロサがほとんどウイングやインサイドハーフの位置でプレーしていたため、久保がSBのように守備を担い、実質的には4-4-2、あるいは5バックのような形になる場面もあった」と伝えた。
個別評価では、「復帰戦であるということの影響がはっきりと見えた。おそらくはまだ万全でないため、いつもよりドリブルの回数は少なかったが、守備面では非常に献身的だった。ディトゥロに阻まれたが、見事なボレーシュートを放った」とその働きぶりを好意的に捉えたが、10点満点の採点は及第点に満たない「5」止まりとなっている。
そしてサッカー専門サイト『El Desmarque』は、こちらも採点は「5」を付与し、「序盤はエネルギッシュにスタートし、右サイドから危険な動きを見せた。しかし時間が経つにつれて存在感が薄れ、試合開始から1時間が経った時点で交代となった」と、久保のスタメン復帰戦を振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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