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海外サッカー

同世代ヤマル、クバルシの活躍の陰で…バルサの逸材MFドロが選んだ“別れ”の決断 新天地はパリSGか

下村正幸

2026.01.21

バルサ退団の意思をクラブに伝えたドロ。(C)Getty Images

バルサ退団の意思をクラブに伝えたドロ。(C)Getty Images

 スペイン紙『SPORT』は、バルセロナのカンテラ育ちの逸材、17歳のドロ・フェルナンデスが、フリック監督に退団の意思を伝えたと報じ、大きな反響を呼んでいる。

 昨夏のアジアツアーで神戸相手にゴールを決め、9月のレアル・ソシエダ戦で公式戦デビュー。以降も断続的に出場機会を得ており、段階的に戦力化されると見られていた。実際、カルレス・レシャック氏や『AS』紙の記者からは才能を高く評価されていた。しかし、同世代のラミン・ヤマルやパウ・クバルシらの衝撃的な台頭に比べると、注目度は限定的だった。
 
 移籍を決断した背景には、熾烈なポジション争いがある。トップ下や中盤、左サイドにはペドリやフェルミン、ダニ・オルモ、ガビ、ラフィーニャら世界的選手が揃い、実戦機会を求めるドロにとって状況は厳しかった。Bチームでの出場も限られ、より多くのプレー時間を望んだという。移籍先はパリSGが有力で、600万ユーロ(約11億円)の契約解除金も後押しとなった。バルサクラブは18歳の誕生日(1月12日)後に契約更新を計画していたが、間に合わなかった。

 報道を受け、SNS上では厳しい声が飛び交っている。フリック監督も示唆した「周囲の大人が決断を下している」という見方が、今回の移籍をスポーツ面よりも経済面を重視した周囲の思惑によるものと捉えさせたのも、逆風となった。しかし、前出のマルセ記者はこれを否定する。「ドロは内気だが極めて聡明な青年だ。あどけなさの残るルックスからは想像もつかないほど、自らの道をしっかり見据えている。今回の移籍を経済的要因だと断定する者は、彼の家族や周囲の現実を理解していない。彼は自分のキャリアにとって今何が最善かを冷静に考えて、愛するクラブを去るという答えを導き出したのだ」。

文●下村正幸

【画像】ドロとパリはすでに合意!早ければ今週中にも
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