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海外サッカー

ウェストハムが踏み止まるか、歴史的大不振のトッテナムが巻き返すか――プレミアリーグ残留争いの行方を現地メディアが展望!

THE DIGEST編集部

2026.04.22

史上最悪級のシーズンとも言われるトッテナム。巻き返しはなるか?(C)Getty Images

史上最悪級のシーズンとも言われるトッテナム。巻き返しはなるか?(C)Getty Images

 プレミアリーグの残留争いは、第33節を終了した段階で最下位ウォルバーハンプトンが力尽き、勝点20止まりの19位バーンリーもほぼ絶望的である。そんな中、一気に緊迫の度合いを増しているのが、33節ではクリスタル・パレスとスコアレスドローに終わった17位ウェストハムと、降格圏の18位トッテナムの生き残りを懸けた争いである。

 勝点差わずか2という両チームの、安全圏と危険水域の境界線は依然として曖昧なままであるが、英国公共放送『BBC』は、この状況を「“ほぼ現状維持”のまま、『スパーズ』は安全圏まで僅差で踏み止まっている」と表現しつつ、「残留争いは間違いなく最後までもつれる」との見方を示している。

“上位”ウェストハムのヌーノ・エスピリト・サント監督も「間違いなく、最後まで続く。これは下位だけでなく、上位争いも同じだ」と語り、「今季は非常に拮抗している。我々はポイントを積み上げるために戦い続けなければならない」と、厳しい戦いが続く現状を強調している。

 現時点で、リーズ(15位)やノッティンガム・フォレスト(16位)が降格の危機からやや抜け出しつつある一方、ウェストハムとトッテナムを中心にした争いは依然として混沌としている。同メディアは両チームの直近の成績に触れ、「トッテナムが過去15試合でわずか勝点6しか得ていないのに対し、ウェストハムは直近12試合で勝点19を積み上げている」と指摘。「フォレストやリーズも勝点を伸ばしており、スパーズの不振が際立っている」との見解を示す。
 
 実際、トッテナムの状況は深刻であり、就任間もないロベルト・デ・ゼルビ監督は「5連勝も可能」と強気な姿勢を見せているものの、同メディアは「今季の内容を見る限り、そのような連勝が可能なチームには見えない」と懐疑的な見方を示す。さらに「2026年に入ってリーグ戦未勝利」という現実は重く、クラブ史に並ぶ不名誉な記録に迫っている。

 一方で、残り試合の日程に目を向ければ、彼らにもわずかながら光はありそうだという。降格が決まったウルブズ戦や、直接対決となるリーズ戦など、「理論上は勝点を積み上げるチャンスが残されている」。ただし同メディアは、「チェルシーやエバートンとの対戦など、決して容易な道のりではない」と指摘しており、当然ながら楽観視などできない。

 もっとも、ウェストハムも決して安泰ではない。ブレントフォードやアーセナル、ニューカッスルといった難敵との対戦を控えており、「最終節のリーズ戦まで、決着が持ち越される可能性もある」と同メディアは展望する。
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