4月30日にカナダ・バンクーバーで開催されたFIFA(国際サッカー連盟)総会に、イラン・サッカー連盟の幹部の姿はなかった。『ロイター通信』は29日、イランの準政府系通信社『タスニム通信』の報道を引用し、メフディ・タージ会長らはトロント空港での入国審査官による「容認できない振る舞い」を理由に、空港で引き返す対応を取ったと伝えた。
また、中東・カタールに本拠を置く国際的なニュースメディア『アルジャジーラ』も30日、同様の事案によりイランの幹部がFIFA総会、および第36回AFC(アジア・サッカー連盟)総会への出席を見送ったと報じている。
この影響で、AFC総会では2026年ワールドカップ出場9チームに贈られた記念品を、イラン代表は受け取れなかったという。ただし、AFCのウィンザー・ポール・ジョン事務総長は「適切な時期に到着次第、受け取る見込みだ」と述べ、今回の問題が大会出場に影響を及ぼす可能性を否定した。実際、FIFAおよびAFCの会議でイランの出場可否は議題に上がらず、参加は既定路線とされている。
もっとも、この一件は今後の渡航に対する懸念を強めている。ビザの問題が、代表チームや関係者の国際会議、さらにはワールドカップ本大会中の移動にも影響を与える可能性が指摘されているためだ。イラン側は安全保障上の緊張が続く中、試合会場をアメリカからメキシコへ変更するようFIFAに要請。しかし、この申し出は受け入れられなかった。
一方で、米政府内の対応には温度差が見られるという。『アルジャジーラ』によれば、ドナルド・トランプ大統領が安全保障面への懸念を示したのに対し、マルコ・ルビオ国務長官は選手やスタッフ、その家族の安全確保に前向きな姿勢を示している。ただし、関係者やメディア、サポーターを含む全てのイラン人の入国が保証されているわけではない。
それでもイラン代表は本大会へ向けた準備を進めている。国内での合宿を経て5月にトルコへ移動し、スペインなどと強化試合を重ねる予定だ。FIFAの規定に従い、6月にはアメリカ入りし、開幕直前に最終調整を行なう見通しとなっているが、今回の入国問題は、ピッチ外での不確定要素として今後も注視されそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】イランのタージ会長がトロント空港で“入国拒否”
また、中東・カタールに本拠を置く国際的なニュースメディア『アルジャジーラ』も30日、同様の事案によりイランの幹部がFIFA総会、および第36回AFC(アジア・サッカー連盟)総会への出席を見送ったと報じている。
この影響で、AFC総会では2026年ワールドカップ出場9チームに贈られた記念品を、イラン代表は受け取れなかったという。ただし、AFCのウィンザー・ポール・ジョン事務総長は「適切な時期に到着次第、受け取る見込みだ」と述べ、今回の問題が大会出場に影響を及ぼす可能性を否定した。実際、FIFAおよびAFCの会議でイランの出場可否は議題に上がらず、参加は既定路線とされている。
もっとも、この一件は今後の渡航に対する懸念を強めている。ビザの問題が、代表チームや関係者の国際会議、さらにはワールドカップ本大会中の移動にも影響を与える可能性が指摘されているためだ。イラン側は安全保障上の緊張が続く中、試合会場をアメリカからメキシコへ変更するようFIFAに要請。しかし、この申し出は受け入れられなかった。
一方で、米政府内の対応には温度差が見られるという。『アルジャジーラ』によれば、ドナルド・トランプ大統領が安全保障面への懸念を示したのに対し、マルコ・ルビオ国務長官は選手やスタッフ、その家族の安全確保に前向きな姿勢を示している。ただし、関係者やメディア、サポーターを含む全てのイラン人の入国が保証されているわけではない。
それでもイラン代表は本大会へ向けた準備を進めている。国内での合宿を経て5月にトルコへ移動し、スペインなどと強化試合を重ねる予定だ。FIFAの規定に従い、6月にはアメリカ入りし、開幕直前に最終調整を行なう見通しとなっているが、今回の入国問題は、ピッチ外での不確定要素として今後も注視されそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】イランのタージ会長がトロント空港で“入国拒否”
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