現地6月14日に行なわれた北中米ワールドカップのグループE、ドイツ対キュラソー戦で物議を醸すシーンがあった。米メディア『The Athletic』が報じた。
記事によると、試合前にテレビ映像でピッチ審判団とVARルームの審判員が紹介された際、VARルームにいたひとりの審判員が、「白人至上主義」を象徴するハンドジェスチャーをしたとして非難されている。
そのジェスチャーとは、下に下げた手で親指と人差し指をくっつける「OKジェスチャー」。同メディアは、「歴史的にOKを意味するサインと解釈されてきたジェスチャーは、近年になって白人至上主義を象徴するポーズとして知られるようになった。伸ばした3本の指で“W(=ホワイト)”を、くっつけた親指と人差し指で“P(=パワー、権力)”を示すものだ」と説明した。
「FIFA(国際サッカー連盟)の広報担当は、組織としてこの件を認識しているものの、コメントは差し控えるとした。しかし、サッカー界における反差別組織『Fare』が声明を発表。“使用されたジェスチャーは、『白人至上主義』のシンボルとして使用される逆さまの『OK』ハンドサインに明らかに似ている”」
同メディアによると、このジェスチャーは過去にも問題になったと指摘。2018年9月に米国沿岸警備隊の職員がこのジェスチャーをしたとして非難されると、組織は「彼を担当職務から外した。このジェスチャーは米国沿岸警備隊の行動を反映するものではない」と発表した。
2019年5月にはMLBシカゴ・カブスが、このジェスチャーをしたファンがテレビ放送の映り込むと、すぐにリグリー・フィールド球場から追放。球団は「カメラに映った人物が人種差別と関連付けられる不快な手のジェスチャーをしていたのが確認された」と説明した。
また、2023年7月にはMLSのDCユナイテッドが、ソーシャルメディアへの投稿で問題のシンボルを示したアスレチックトレーナーを解雇。チームは「差別的な手のジェスチャー」だったと解雇理由を説明している。
こうした流れもあって、今回の審判員のジェスチャーも「これは許せない」「W杯は公平なスポーツマンシップを重んじる大会であるべき」「世界に向けた放送でそんなことをするのか」といった非難の声があがった。
その一方で、「ただのOKサインだ」「アメリカだけの話だろ?」「地球上の全員がアメリカの政治ゲームに染まっているわけじゃない」「別の大陸では別の意味があるんだ」「人種差別とは何の関係もない」「なぜアメリカ人は世界の中心だと思っているのか」といった反発の意見も目立っていた。
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアによると、このジェスチャーは過去にも問題になったと指摘。2018年9月に米国沿岸警備隊の職員がこのジェスチャーをしたとして非難されると、組織は「彼を担当職務から外した。このジェスチャーは米国沿岸警備隊の行動を反映するものではない」と発表した。
2019年5月にはMLBシカゴ・カブスが、このジェスチャーをしたファンがテレビ放送の映り込むと、すぐにリグリー・フィールド球場から追放。球団は「カメラに映った人物が人種差別と関連付けられる不快な手のジェスチャーをしていたのが確認された」と説明した。
また、2023年7月にはMLSのDCユナイテッドが、ソーシャルメディアへの投稿で問題のシンボルを示したアスレチックトレーナーを解雇。チームは「差別的な手のジェスチャー」だったと解雇理由を説明している。
こうした流れもあって、今回の審判員のジェスチャーも「これは許せない」「W杯は公平なスポーツマンシップを重んじる大会であるべき」「世界に向けた放送でそんなことをするのか」といった非難の声があがった。
その一方で、「ただのOKサインだ」「アメリカだけの話だろ?」「地球上の全員がアメリカの政治ゲームに染まっているわけじゃない」「別の大陸では別の意味があるんだ」「人種差別とは何の関係もない」「なぜアメリカ人は世界の中心だと思っているのか」といった反発の意見も目立っていた。
構成●THE DIGEST編集部
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