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海外サッカー

韓国“復権”に必要なのは日本流?「宿敵のモデルに従うのは辛いかもしれない。しかし…」英メディア報道【W杯】

THE DIGEST編集部

2026.07.01

北中米W杯のグループA3位で決勝トーナメントに進出できなかった韓国。(C)Getty Images

北中米W杯のグループA3位で決勝トーナメントに進出できなかった韓国。(C)Getty Images

 サッカーの韓国代表は、北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ(GS)の第1節でチェコに2-1で勝利したが、2戦目以降はメキシコと南アフリカに、ともに0-1で2連敗を喫し、勝点3でグループA3位に終わった。出場国が前回までの32から48に増えた今大会は、各グループの上位2位に加えて3位の12か国のうち8番目までが決勝トーナメントに進出できたが、韓国は10位でGS敗退となった。

 世界最高リーグと評価されているイングランド1部プレミアリーグで、2021-22シーズンにアジア人で初めて得点王に輝いたFWソン・フンミンや、25-26シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)で2連覇を達成したフランス1部パリ・サンジェルマンでプレーするMFイ・ガンイン、ドイツ1部ブンデスリーガの絶対的王者バイエルンのDFキム・ミンジェら、有望選手を数多く擁しながらの不本意な結果に、韓国国内では大きな批判が起きている。

 そんな状況に英国公共放送『BBC』がスポットを当て、「W杯敗退で韓国サッカー界が危機的状況に」と銘打った記事を掲載。国内の怒りが「(辞任を表明したホン・ミョンボ)監督への殺害予告にまで発展し、選手やスタッフの帰国時の到着場所も極秘扱いとされる事態となった」と、深刻な状況を伝えた。
 
 同メディアは、韓国代表チームが大会前のキャンプから雰囲気が良くなかった点や、南アフリカ戦でホン・ミョンボ監督がソン・フンミンをベンチスタートさせた点を報じる。さらにさかのぼり、ホン・ミョンボ監督が任命された際の手続きにも、国内から疑問の声が上がっていたと指摘した。

 そして「W杯に11大会連続出場を果たし、アジアで最も輝かしい実績を誇る韓国代表は、明らかに日本に後れを取るようになった」と主張。国内からは韓国が日本に比べて長期的な強化の視点が欠けているという声が上がっているとし、「宿敵のモデルに従うのは韓国にとって辛いかもしれない。しかし、監督も連盟会長(W杯後に大韓サッカー協会会長を退くチョン・モンギュ氏)もおらず、怒りと変革への渇望が渦巻く今こそ、26年W杯での苦い経験を、低迷するアジアの強豪国にとっての転機とする絶好の機会かもしれない」と、状況打破への方法の案を提示して記事を締めた。

 韓国代表は、新体制で再スタートを切る。その成果が試される今後の最初の大きな大会は、来年1月に開幕するアジアカップだ。

構成●THE DIGEST編集部

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