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海外サッカー

「4日で順応など不可能だ」標高2200メートルで8強入り懸けるイングランド指揮官 完全アウェーの洗礼、ホテルの安眠妨害にチクり「何でもかかってこいだ」【W杯】

THE DIGEST編集部

2026.07.02

メキシコ戦を前に、高地への適応を語ったイングランド代表のトゥヘル監督。(C) Getty Images

メキシコ戦を前に、高地への適応を語ったイングランド代表のトゥヘル監督。(C) Getty Images

 サッカーの北中米ワールドカップ(W杯)は現地7月1日(日本時間2日)、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)が行なわれ、イングランド代表がDRコンゴ代表を2-1で下してラウンド16進出を決めた。

 この結果、イングランドは5日に8強入りを懸けて共同開催国のメキシコ代表と対戦する。米放送局『ESPN』は、イングランドを率いるトーマス・トゥヘル監督が、開催地となる次戦メキシコのエスタディオ・シウダ・デ・メヒコ(通称アステカ)の高地環境でのプレーについて、その難しさを認めていると報じた。
 
 記事によると、アステカは標高約2200メートルに位置し、メキシコは今大会4試合のうち3試合を同会場で戦ってきた。一方、イングランドは米国のカンザスシティを拠点として各開催地を移動しており、トゥヘル監督は「高地はもちろん我々にとって大きな不利だ。4日間で身体を順応させることはできない。それは不可能だ」と話し、短期間での高地適応は現実的ではないとの認識を示した。

 それでも同指揮官は悲観的ではない。「アステカでメキシコと戦う。そこには本当に多くの障害が待っているだろう」としながらも、「我々はその準備ができている。苦しい状況になっても必ず答えを見つけられると信じている」と語った。

 また、ラウンド32でメキシコと対戦したエクアドル代表は、試合前夜に宿泊先ホテル周辺で花火を打ち上げられたとして国際サッカー連盟(FIFA)に正式抗議しており、トゥヘル監督も「移動が順調にいくか、ホテルで眠れるか、外が騒がしいかも分からない。それでも何でもかかってこいだ。このチームは何があっても準備ができている」と話し、あらゆる困難を受け入れる姿勢を強調したという。

 標高という避けられない条件に加え、完全アウェーの環境に直面するイングランド。難敵メキシコを相手に60年ぶりのW杯制覇を狙うサッカーの母国が、どのような戦いを見せるのか注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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