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ポルトガル代表、“エウゼビオ以来”60年ぶり決勝T逆転勝利! 66年大会は初出場で3位大躍進、今大会で過去最高成績を目指す R16でスペインと激突【W杯】

THE DIGEST編集部

2026.07.03

ラウンド・オブ32のクロアチア戦でPKを決めたC・ロナウド。これがW杯決勝トーナメントでの初ゴールだ。(C)Getty Images

 現地7月2日、北中米ワールドカップのラウンド・オブ32でポルトガル代表がクロアチア代表と対戦。2-1で勝利を収め、ベスト16に進出した。

 先制したのはクロアチアだった。53分、右サイドから右SBヨシップ・スタニシッチが上げたクロスを、ファーサイドで受けた左SBイバン・ペリシッチが左足でゴール。GKディオゴ・コスタの股下を射抜いた先制弾となった。

 62分、流れを変えたいポルトガルは怒涛の4枚替え。DFジョアン・カンセロ、MFヴィティーニャ、MFブルーノ・フェルナンデス、FWペドロ・ネトを下げて、DFネウソン・セメド、MFベルナルド・シウバ、FWフランシスコ・コンセイソン、FWゴンサロ・ラモスを投入した。

 すると64分のCKの場面、ペナルティーエリアでDFレナト・ヴェイガが倒されるとVARが介入。オンフィールドレビューの結果PK判定となった。キッカーのFWクリスティアーノ・ロナウドが、ど真ん中に蹴りこんでポルトガルが68分に同点に追いついた。C・ロナウドがW杯の決勝トーナメントでゴールを決めるのは、これが初めてだ。

 そのC・ロナウドが81分、MFルベン・ネベスとの交代でベンチに退いた後の90+4分だった。FWラファエウ・レオンが左サイドからクロスを挙げると、相手DF2人に挟まれながらもG・ラモスがヘディングでねじ込んで、ポルトガルが2-1と逆転に成功した。

 試合はここで終わらなかった。

 
 後半アディショナルタイムの90+13分、クロアチアは左サイドからペリシッチが長いクロスボールを前線に放り込むと、FWイゴール・マタノビッチの頭をかすめたボールをMFマリオ・パシャリッチがDFラインの裏で触り、最後はDFヨシュコ・グバルディオルが押し込んだ。

 土壇場の同点劇と思われたプレーは、しかし、マタノビッチがボールに触れた瞬間、マリオ・パシャリッチがオフサイドポジションだったことが判明。劇的ゴールは取り消された。

 結局、2-1で逃げ切ったポルトガルがクロアチアに逆転勝利。ラウンド・オブ16進出を決めた。ポルトガル紙『A Bola』は「W杯の決勝トーナメントで、ポルトガルが史上2度目の逆転勝利」と報じた。

「前回の逆転勝利は、1966年のイングランド大会までさかのぼる。準々決勝で北朝鮮と対戦したポルトガル代表は、わずか25分で0-3とリードを許した。しかし、そこからFWエウゼビオが4ゴールを決めるなど、最終的に5-3の逆転勝利。それから60年後の2026年、ポルトガルがふたたび逆境を跳ね返した。ペリシッチに先制点を決められながらも、C・ロナウドのPKとG・ラモスのゴールで逆転し、クロアチアとの激闘を制した」

 1966年イングランド大会の準々決勝で北朝鮮を倒した初出場のポルトガルは、続く準決勝で開催国イングランドに1-2で敗れながらも、3位決定戦で当時のソ連に2-1で勝利。W杯3位という成績は、W杯でのポルトガル代表史上最高順位だ。

 それから60年。逆転勝利で勢いをつけるポルトガル代表が、今大会で過去最高成績を更新できるのか。ラウンド・オブ16の対戦相手は、隣国のスペイン代表だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】激闘となったポルトガル対クロアチアのハイライト!
 
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