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海外サッカー

北中米W杯で復活のDF冨安健洋、英紙の「フリー選手による大会ベストイレブン」に選出! 伊紙はセリエAの複数クラブが関心と報道

THE DIGEST編集部

2026.07.10

ブラジル戦で冨安は、ヴィニシウスとの見応えあるマッチアップを展開した。(C) Getty Images

ブラジル戦で冨安は、ヴィニシウスとの見応えあるマッチアップを展開した。(C) Getty Images

 北中米ワールドカップでは、リオネル・メッシやキリアン・エムバペをはじめ、世界的スターが大会を彩る一方で、新天地を求める「フリーエージェント」の選手たちも存在感を示した。昨季限りで所属クラブとの契約が満了、あるいは退団して現在も所属先が決まっていない実力者たちは、この世界最高峰の舞台を自らの価値を証明する絶好の機会としている。

 そうした中、英国の日刊紙『The Guardian』は「W杯におけるフリーエージェント選手のベストイレブン」を選出。GKヴォジーニャ(カーボベルデ)、CBジョン・ストーンズ(イングランド)、CBシャンセル・ムベンバ(DRコンゴ)、左SBダビド・アラバ(オーストリア)、中盤にルカ・モドリッチ(クロアチア)、フランク・ケシエ(コートジボワール)、レオン・ゴレツカ(ドイツ)、前線にはハメス・ロドリゲス(コロンビア)、バンバ・ディアング(セネガル)、モハメド・サラー(エジプト)ら名手の名を挙げた。

 この豪華な顔ぶれに、右SBとして名を連ねたのが日本の冨安健洋だ。「今夏の移籍市場における注目株」という27歳について、同メディアは「アーセナルのファンは、ミケル・アルテタ監督が高く評価していた本来の冨安を見る機会をほとんど得られなかった」と、度重なる負傷に苦しんだ近年を振り返る一方で、「2年間に及ぶ負傷離脱を経て日本代表へ復帰し、自身の実力を改めて証明するチャンスを得た」と綴っている。
 
 さらに、「最終ラインのどこでもプレーできる万能性を持ち、アヤックスとアーセナルを退団した現在も、高い能力を備えている。W杯のブラジル戦ではフル出場を果たしており、膝の問題が過去のものとなることが期待されている」と紹介。長期間の負傷を乗り越えつつある経験豊富なDFとして、今後の復活に期待を寄せている。

 実際、冨安は今大会で約2年ぶりとなる代表復帰を果たし、グループステージでは慎重にコンディションを見極めながらプレー時間を伸ばした。決勝トーナメント1回戦のブラジル戦では世界屈指の攻撃陣を相手に最後まで戦い抜き、完全復活への第一歩を印象付けた。

 もっとも、本人はそのパフォーマンスに満足しておらず、ブラジル戦ではかつてアーセナルでともにプレーしたガブリエウ・マルチネッリに決勝点を許した場面を振り返り、「もし自分がベストコンディションだったなら、あの場面にも十分対応できていたと思う。あの一場面だけを見ても、力負けしたというより、自分の実力不足だったと痛感した」と率直に自己分析している。
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