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「できるだけメディアに出てほしい」W杯帰国後、なぜ日本代表選手のメディア露出は増えたのか 中村敬斗が明かしたベテランの“願い”「国が一体化するぐらいじゃないと勝てない」

THE DIGEST編集部

2026.07.18

オランダ戦で同点ゴールを決めた13番の中村敬斗。(C)Getty Images

 サッカーの北中米ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表の中村敬斗が、7月17日に放送された『報道ステーション』でVTRに出演。帰国後から多くのメディア出演の真実を明かした。

 決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-2で敗れ、ベスト32に終わった日本は今月2日に帰国。この日の報道ステーション内では、キャスターの松岡修造さんから帰国してからのコメントがなぜ発表しなかったのか理由を尋ねられると「(ブラジル戦に負けたあと)放心状態じゃないけど、最初はメディアに出る気もなかった。やっぱり落ち込んでいた。抜け殻じゃないですけど」と話し、中村だけでなく他の選手たちも同じような気持ちだったという。

 そんな周囲が落ち込む空気のなか、5大会連続W杯のピッチに立った長友佑都がW杯終了後、「みんな気分も落ちているし、あんまテレビで話す気にならないのは分かるけど、日本のサッカー人気を上げていかないと。これからW杯で勝つには国をあげてサッカーを応援する。国が一体化するぐらいじゃないと勝てない」との熱い言葉をかけた。

 チーム最年長のベテランは続けて、「ブラジルにしてもイングランドにしても他の国は国民がサッカーに全てをかけている。でも日本はそうじゃない。サッカーの認知度をあげるためにも『できるだけメディアに出てほしい』とみんなに言ってくれて。そこから一気にみんな僕も生出演したり、メディアに出るようになった」と告白した。
 
 事実、W杯の帰国後から日本代表GK鈴木彩艶はNHKの『あさいち』に生出演。丁寧な受け答えがお茶の間の主婦のハートを掴んだ。同じく伊東純也は日本テレビ系の『ZIP!』に生出演し、W杯の振り返りはもちろんサッカー以外の意外な一面や素顔をのぞかせた。中村は「(長友に)言われなかったら僕も出るのを今回はやめようと思っていた」と赤裸々に話しており、ベテランの言葉は意識を変えてくれたと明かした。
 
 W杯で全4試合に出場した25歳の中村は、グループステージ初戦のオランダ戦で同点ゴールを奪うなど4試合1得点1アシストを記録。W杯での目覚ましい活躍によりイングランド・プレミアリーグの複数クラブが関心を示すほど注目度が一気に上昇した。10日に放送されたフジテレビ系列の朝の番組『めざましテレビ』に帰国してから初めて生出演し、爽やかな装いと仲良しの久保建英、菅原由勢ら日本代表4人と一緒にバリ島に旅行に行ってきたことが話題となった。

構成●THE DIGEST編集部