2大会ぶり3度目の優勝を逃したフランスと、60年ぶりの戴冠を逸したイングランドの3位決定戦は、両チームとも準決勝からメンバーを大きく変更した。
中3日のフランスは、右SBマロ・ギュスト、CBイブライマ・コナテ、CBマクソンス・ラクロワ、左SBテオ・エルナンデズ、MFワレン・ザイール・エムリ、トップ下ラヤン・シェルキ、左ウイングデジレ・ドゥエを先発に起用。GKマイク・メニャン、MFアドリアン・ラビオ、右ウイングのマイケル・オリーセ、CFキリアン・エムバペが継続してスタメンに名を連ねた。
一方、中2日のイングランドも準決勝から7人を入れ替え。GKディーン・ヘンダーソン、右SBジャレル・クアンサー、CBエズリ・コンサ、MFエベレチ・エゼ、右ウイングのブカヨ・サカ、左ウイングのマーカス・ラッシュフォード、CFアイバン・トニーが先発メンバーに入り、CBマーク・グエイ、左SBジェド・スペンス、アンカーのデクラン・ライス、インサイドハーフのモーガン・ロジャーズが準決勝に続いてスタメンに入った。
試合は3分に早速動いた。中盤で横パスをカットしたライスが一気に前進。ペナルティーエリアの外から右足を振りぬくと、GKメニャンが一歩も動けないミドルをゴール右隅に叩き込んだ。
直後、フランスは得意のカウンターを発動。シェルキのスルーパスにエムバペが抜け出すも、トラップがうまく合わずに形にはならなかった。11分にはエムバペのポストプレーから左サイドを駆け上がるT・エルナンデズにパスが通ると、押し返しのこぼれ球をシェルキがミドル。しかし、D・ヘンダーソンに防がれた。
直後のプレーでイングランドがチャンスを迎えた。ロジャーズのスルーパスを受けたサカがエリア内で相手DFラクロワをかわしてシュートを放ってゴールネットを揺らしたが、しかし、サカのポジションがオフサイドだった。
18分にもサカが裏に抜け出して、同じように切り返してシュート。直前のプレーで抜いたCBラクロワの足に当たってCKとなった。そのCKでイングランドが追加点だ。ライスのふわっとしたボールを、CBコンサが頭に当ててファーサイドに流し込んだ。
その後は2点のビハインドのフランスが攻め込む場面が増え、22分にエムバペが放ったミドルはD・ヘンダーソンに防がれた。一方のイングランドも反撃に転じるオープンな様相を呈すると、37分にイングランドに3点目が生まれた。
フィールドプレーヤー全員が上がっていたフランスの背後をとったラッシュフォードが独走。1度はメニャンに止められ、続くサカのシュートもDFに防がれたが、あらためてラッシュフォードからパスを受けたサカがチーム3点目を決めた。
45+1分にイングランドがもう1点だ。パスがつながらず、守備強度もなく、足が止まり、バラバラなチーム状態のフランスを相手に、エゼが中央からスルーパス。走りこんだサカが難しい大勢からゴールを決めきった。
4点のビハインドを背負ったフランスは、ハーフタイムに4枚替え。CBコナテ、左SBのT・エルナンデズ、トップ下のシェルキ、左ウイングのドゥエを下げて、CBダヨ・ウパメカノ、左SBリュカ・ディーニュ、右ウイングのウスマンヌ・デンベレ、左ウイングのブラッドレー・バルコラが出場。前半に右ウイングを務めたオリーセがトップ下に移った。
すると、フランスが息を吹き返した。後半会早々の48分、オリーセのスルーパスを受けたエムバペがゴールに流し込んだ。1点を返したフランスはさらに好機を迎える。51分、オリーセがエムバペに出した浮き球はDFに跳ね返されたが、それをラビオがダイレクトボレー。しかし、枠を捉えられなかった。
前掛かりになったフランスが54分に2点目をゲット。エムバペのスルーパスを受けたバルコラが相手DFの裏を完全にとって冷静にネットを揺らした。電光石火の攻撃で2点を奪ったフランスに対して、イングランドは59分に決定機。CKからトニーがヘディングシュートを放ったが、GKメニャンのビッグセーブに防がれた。
61分、独走したオリーセがミドルシュートを放つもポストの左。64分には仕掛けたエムバペがデンベレにパスを出し、エリア内で切り返したデンベレがシュートを放つも、GKに防がれた。すると66分だ。オリーセとのパス交換でフリーとなったエムバペがこの試合2点目、チーム3点目を決めた。エムバペは今大会の得点ランキングで2位メッシに2点差をつける10点目だ。
1点差まで追い上げたフランスは、後半のハイドレーションタイムを経て、さらに前掛かりとなった。75分には右サイドを駆け上がったギュストがグラウンダーのクロス。フリーでオリーセがシュートを放ったが、うまくヒットせずに枠を外してしまった。
防戦一方のイングランドはCFトニーに代えてMFエリオット・アンダーソン、エゼに代えてMFジュード・ベリンガムを投入。80分にはベリンガムがカウンターから決定機を迎えたが、メニャンに止められた。
81分にはまたもフランスにチャンス。バルコラ、エムバペ、オリーセ、デンベレとつないで最後はエリア内でオリーセがフィニッシュ。この決定機も枠を捉えられなかった。84分にエムバペが放ったミドルはGKの正面だった。
するとイングランドがカウンターからPKを奪った。中盤でボールを落ち着かせたベリンガムがロングパス。駆け上がったスペンスがギュストに倒されてPK判定となった。キッカーのサカがゴール右にしっかり決めてハットトリックを達成した。
PKを与えるまでイングランドを圧倒していたフランスはこれで意気消沈も、最終盤に意地を見せた。90+6分、パスカットしたCBウパメカノがデンベレにパス。エリア内でシュートを放って、4-5と1点差に追いつくゴールを決めた。
壮絶な打ち合いはここで終わらなかった。90+8分、自陣でこぼれ球を拾ったベリンガムが一気に独走。エリア内でドリブルを仕掛けて相手DF陣とGKを翻弄し、決定的な6点目を決めた。
試合はイングランドが6-4でフランスに勝利。イングランドのW杯3位は、1966年大会の優勝に次ぐ好成績だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】フランスに6-4で勝利したイングランドが3位!
中3日のフランスは、右SBマロ・ギュスト、CBイブライマ・コナテ、CBマクソンス・ラクロワ、左SBテオ・エルナンデズ、MFワレン・ザイール・エムリ、トップ下ラヤン・シェルキ、左ウイングデジレ・ドゥエを先発に起用。GKマイク・メニャン、MFアドリアン・ラビオ、右ウイングのマイケル・オリーセ、CFキリアン・エムバペが継続してスタメンに名を連ねた。
一方、中2日のイングランドも準決勝から7人を入れ替え。GKディーン・ヘンダーソン、右SBジャレル・クアンサー、CBエズリ・コンサ、MFエベレチ・エゼ、右ウイングのブカヨ・サカ、左ウイングのマーカス・ラッシュフォード、CFアイバン・トニーが先発メンバーに入り、CBマーク・グエイ、左SBジェド・スペンス、アンカーのデクラン・ライス、インサイドハーフのモーガン・ロジャーズが準決勝に続いてスタメンに入った。
試合は3分に早速動いた。中盤で横パスをカットしたライスが一気に前進。ペナルティーエリアの外から右足を振りぬくと、GKメニャンが一歩も動けないミドルをゴール右隅に叩き込んだ。
直後、フランスは得意のカウンターを発動。シェルキのスルーパスにエムバペが抜け出すも、トラップがうまく合わずに形にはならなかった。11分にはエムバペのポストプレーから左サイドを駆け上がるT・エルナンデズにパスが通ると、押し返しのこぼれ球をシェルキがミドル。しかし、D・ヘンダーソンに防がれた。
直後のプレーでイングランドがチャンスを迎えた。ロジャーズのスルーパスを受けたサカがエリア内で相手DFラクロワをかわしてシュートを放ってゴールネットを揺らしたが、しかし、サカのポジションがオフサイドだった。
18分にもサカが裏に抜け出して、同じように切り返してシュート。直前のプレーで抜いたCBラクロワの足に当たってCKとなった。そのCKでイングランドが追加点だ。ライスのふわっとしたボールを、CBコンサが頭に当ててファーサイドに流し込んだ。
その後は2点のビハインドのフランスが攻め込む場面が増え、22分にエムバペが放ったミドルはD・ヘンダーソンに防がれた。一方のイングランドも反撃に転じるオープンな様相を呈すると、37分にイングランドに3点目が生まれた。
フィールドプレーヤー全員が上がっていたフランスの背後をとったラッシュフォードが独走。1度はメニャンに止められ、続くサカのシュートもDFに防がれたが、あらためてラッシュフォードからパスを受けたサカがチーム3点目を決めた。
45+1分にイングランドがもう1点だ。パスがつながらず、守備強度もなく、足が止まり、バラバラなチーム状態のフランスを相手に、エゼが中央からスルーパス。走りこんだサカが難しい大勢からゴールを決めきった。
4点のビハインドを背負ったフランスは、ハーフタイムに4枚替え。CBコナテ、左SBのT・エルナンデズ、トップ下のシェルキ、左ウイングのドゥエを下げて、CBダヨ・ウパメカノ、左SBリュカ・ディーニュ、右ウイングのウスマンヌ・デンベレ、左ウイングのブラッドレー・バルコラが出場。前半に右ウイングを務めたオリーセがトップ下に移った。
すると、フランスが息を吹き返した。後半会早々の48分、オリーセのスルーパスを受けたエムバペがゴールに流し込んだ。1点を返したフランスはさらに好機を迎える。51分、オリーセがエムバペに出した浮き球はDFに跳ね返されたが、それをラビオがダイレクトボレー。しかし、枠を捉えられなかった。
前掛かりになったフランスが54分に2点目をゲット。エムバペのスルーパスを受けたバルコラが相手DFの裏を完全にとって冷静にネットを揺らした。電光石火の攻撃で2点を奪ったフランスに対して、イングランドは59分に決定機。CKからトニーがヘディングシュートを放ったが、GKメニャンのビッグセーブに防がれた。
61分、独走したオリーセがミドルシュートを放つもポストの左。64分には仕掛けたエムバペがデンベレにパスを出し、エリア内で切り返したデンベレがシュートを放つも、GKに防がれた。すると66分だ。オリーセとのパス交換でフリーとなったエムバペがこの試合2点目、チーム3点目を決めた。エムバペは今大会の得点ランキングで2位メッシに2点差をつける10点目だ。
1点差まで追い上げたフランスは、後半のハイドレーションタイムを経て、さらに前掛かりとなった。75分には右サイドを駆け上がったギュストがグラウンダーのクロス。フリーでオリーセがシュートを放ったが、うまくヒットせずに枠を外してしまった。
防戦一方のイングランドはCFトニーに代えてMFエリオット・アンダーソン、エゼに代えてMFジュード・ベリンガムを投入。80分にはベリンガムがカウンターから決定機を迎えたが、メニャンに止められた。
81分にはまたもフランスにチャンス。バルコラ、エムバペ、オリーセ、デンベレとつないで最後はエリア内でオリーセがフィニッシュ。この決定機も枠を捉えられなかった。84分にエムバペが放ったミドルはGKの正面だった。
するとイングランドがカウンターからPKを奪った。中盤でボールを落ち着かせたベリンガムがロングパス。駆け上がったスペンスがギュストに倒されてPK判定となった。キッカーのサカがゴール右にしっかり決めてハットトリックを達成した。
PKを与えるまでイングランドを圧倒していたフランスはこれで意気消沈も、最終盤に意地を見せた。90+6分、パスカットしたCBウパメカノがデンベレにパス。エリア内でシュートを放って、4-5と1点差に追いつくゴールを決めた。
壮絶な打ち合いはここで終わらなかった。90+8分、自陣でこぼれ球を拾ったベリンガムが一気に独走。エリア内でドリブルを仕掛けて相手DF陣とGKを翻弄し、決定的な6点目を決めた。
試合はイングランドが6-4でフランスに勝利。イングランドのW杯3位は、1966年大会の優勝に次ぐ好成績だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】フランスに6-4で勝利したイングランドが3位!




