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海外サッカー

久保建英のベンチスタートは悲観材料ではない? 好調ソシエダ、指揮官の大胆采配に現地紙が注目「不動の11人など存在しない」

THE DIGEST編集部

2026.10.31

今季はベンチスタートが多い久保だが、コンディションは改善しつつあるようだ。(C) Getty Images

今季はベンチスタートが多い久保だが、コンディションは改善しつつあるようだ。(C) Getty Images

 レアル・ソシエダは今季ここまで、ラ・リーガで順調な歩みを見せている。開幕から10試合を終えて5勝4分け1敗の勝点19で5位につけ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位とはわずか1ポイント差。得点数も19と、3強に次ぐ高い攻撃力を誇っている。さらにヨーロッパリーグ(EL)でも、リーグフェーズ第3節でリレストレムに6-0と大勝するなど、勢いを増している。

 この好調を支える要因のひとつとして、現地メディアが注目しているのが、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督の巧みな選手起用だ。固定した先発メンバーに頼らず、積極的なローテーションによって多くの選手に出場機会を与える「分散化」が、チーム全体の競争力を高め、得点者の多様化にも繋がっているという。
 
 クラブの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「マタラッツォと13人(公式戦)の得点者」と題した記事で、「ソシエダはゴールを、チーム最大の特徴のひとつにしている。19得点、12人(リーガ)の得点者、そして誰が出場しても期待に応える選手層。マタラッツォ率いるチームは、得点感覚を研ぎ澄ませ、CL出場を正面から見据え始めたチームらしい野心を持ってサン・マメス(リーガ第11節アスレティック・ビルバオ戦)に乗り込む」と綴っている。

 さらに、「マタラッツォ監督の大きな功績のひとつは、得点をチーム全体で担うものにしたことだ」と指摘。「ひとりの得点者に依存するチームは、その選手の好不調に左右される。しかし、多くの選手が得点できると感じているチームには、試合を動かすための選択肢が数多く存在する」と好調なチームの強みのひとつを強調した。

 実際、公式戦ではリュカ・スチッチが5得点、オリ・オスカルソンが4得点、セルヒオ・ゴメスが3得点を記録。続いてミケル・オジャルサバル、アンデル・バレネチェア、ゴンサロ・ゲデス、ベニャト・トゥリエンテス、アルゼン・ザハリャンもそれぞれ2得点を挙げ、さらに久保建英らも得点者に名を連ねている。

 同メディアはまた、選手の出場時間の管理についても「監督は試合ごとに4、5人、時には6人を入れ替えているが、チームはそのアイデンティティーも競争力も失っていない」と評価。「ローテーションは上手く機能すれば、義務ではなく、強みになる」と続けた。
 
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