カタール・ワールドカップ出場権をかけたアジア二次予選で日本代表がミャンマーに2-0で勝利した同日、本田圭佑が実質的な監督として率いるカンボジア代表は、ホームでバーレーン代表と対戦し、0-1で敗れた。
その翌日、本田は自身のインスタグラムを更新。「We are still in the process.(我々はまだプロセスの途中)」といったコメントとともに、ある動画を公開した。
動画のなかで、本田は試合を終えたカンボジアの選手たちに向かって、とても熱のこもったスピーチを披露している。場面はおそらく、試合後にスタジアムに駆け付けたサポーターに向けて挨拶へ向かう直前だろう。
本田は、試合に敗れ、ややうなだれている様子の選手たちに、こう語り掛けた。 「君たちはこういう(敗北した)試合の後、笑ったり、喜んだりするべきではないと思っているのかもしれない。けれど、それは間違いだ。君たちは、この場にいることこそ幸福に感じなければならない!
サポーターも私も、君たちを尊敬している。だから、君たちもそれに応えて、敬意を払う必要がある。なぜなら、君たちは彼らの“夢”なんだ。だから、ちゃんと『ここにきてくれてありがとう』という気持ちを、誠意を込めて伝えなければならない。下を向いている場合じゃない。僕らは皆にありがとうと手を叩き、胸を張って言うんだ。そして感謝の気持ちを持ち、自らを誇れ!それこそがチームだ!」
本田のスピーチに頷いた選手たちは、その後にサポーターの下へ足を運び、感謝を伝えたとみられる。本田の投稿によれば、現地には5万5000人が集い、代表チームに声援を送っていたようだ。
この投稿に、現地サポーターからは「カンボジアのサッカーに貢献してくれてありがとう」「あなたはとても素晴らしい指導者だと思う」「カンボジア人の一人として、心から感謝しております。」(原文ママ)といった感謝のコメントが寄せられた。
本田はオーストラリアのメルボルン・ビクトリーとの契約を満了し、現在も新天地が決まっていないが、指導者としては着々と経験を積み重ねているようだ。
初戦の香港戦を引き分けたカンボジアの成績は、2試合で1分1敗。次戦は10月10日にアウェーでアジアの強豪イランと戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
その翌日、本田は自身のインスタグラムを更新。「We are still in the process.(我々はまだプロセスの途中)」といったコメントとともに、ある動画を公開した。
動画のなかで、本田は試合を終えたカンボジアの選手たちに向かって、とても熱のこもったスピーチを披露している。場面はおそらく、試合後にスタジアムに駆け付けたサポーターに向けて挨拶へ向かう直前だろう。
本田は、試合に敗れ、ややうなだれている様子の選手たちに、こう語り掛けた。 「君たちはこういう(敗北した)試合の後、笑ったり、喜んだりするべきではないと思っているのかもしれない。けれど、それは間違いだ。君たちは、この場にいることこそ幸福に感じなければならない!
サポーターも私も、君たちを尊敬している。だから、君たちもそれに応えて、敬意を払う必要がある。なぜなら、君たちは彼らの“夢”なんだ。だから、ちゃんと『ここにきてくれてありがとう』という気持ちを、誠意を込めて伝えなければならない。下を向いている場合じゃない。僕らは皆にありがとうと手を叩き、胸を張って言うんだ。そして感謝の気持ちを持ち、自らを誇れ!それこそがチームだ!」
本田のスピーチに頷いた選手たちは、その後にサポーターの下へ足を運び、感謝を伝えたとみられる。本田の投稿によれば、現地には5万5000人が集い、代表チームに声援を送っていたようだ。
この投稿に、現地サポーターからは「カンボジアのサッカーに貢献してくれてありがとう」「あなたはとても素晴らしい指導者だと思う」「カンボジア人の一人として、心から感謝しております。」(原文ママ)といった感謝のコメントが寄せられた。
本田はオーストラリアのメルボルン・ビクトリーとの契約を満了し、現在も新天地が決まっていないが、指導者としては着々と経験を積み重ねているようだ。
初戦の香港戦を引き分けたカンボジアの成績は、2試合で1分1敗。次戦は10月10日にアウェーでアジアの強豪イランと戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部