11月3日(現地時間)、リバプールはチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第3節で、アタランタ相手に5-0の圧勝を飾り、3連勝でグループDの首位を守った。
敵地でゴールショーを演じたチームにおいて、特筆すべき活躍を見せたのが、ロベルト・フィルミーノを抑えて3トップの中央に入ったディオゴ・ジョッタ。16分に冷静かつ技巧的なシュートでゴールネットを揺らす。33分には切り返しから強烈なシュート、そして54分にサディオ・マネからのスルーパスで抜け出してハットトリックを達成した。
英国の衛星放送局『BTSport』に出演した元イングランド代表FWのリバプールOBマイケル・オーウェンは、このポルトガル代表アタッカーを「素晴らしいハットトリック。マスタークラスの選手だ。彼は味方からの信頼を得るに値する存在である」と称賛している。
地元紙『Liverpool Echo』は「記憶に残るハットトリック。この日の夜は、ジョッタのものだった。彼を4100万ユーロ(約55億円)でウォルバーハンプトンから獲得したSDのマイケル・エドワーズは、よくやってくれた」と綴り、「ポルトガル代表がクリスチアーノ・ロナウドの代役に選んだのも不思議ではない」とも付け加えた。
マネとモハメド・サラーも1ゴール1アシストと、新たな「フロントスリー」もその破壊力は抜群! 同じく『BTSport』に出演した元リバプールの長身FW、ピーター・クラウチは「一貫性が必要。可能な限り、彼らを一緒にプレーさせるべき」と主張し、プレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ戦でも3人を前線に並べることを望んでいる。
新たなヒーローに多くの人々の視線が集中しているが、これに対してユルゲン・クロップ監督は「スーパーで特別なプレーを見せた」とジョッタを絶賛するも、現在はパフォーマンスを落としているフィルミーノについて「彼がいなければCLにも出られなかった」と語り、「他の選手についても、信頼を失うことはない」と強調した。
これは、プレミアリーグ第7節ウェストハム戦に続き、2戦連続で出番のなかった南野拓実にも向けられている言葉だと言えるだろう。先行を許したジョッタだけでなく、ウェストハム戦で存在感を示したジェルダン・シャキリら、ライバルは多いものの、試合数の多いリバプールでは少なからず出場機会が訪れるはずで、ここで爪痕を残す必要がある。
ちなみに日刊紙『Daily Mail』によると、エジプト代表のサラーは来季、3か月近くチームを離れる可能性があるという。2022年1、2月に延期されたアフリカネーションズ・カップに出場するだけでなく、U-23代表からもオーバーエイジ枠での東京五輪(来年7月21~8月7日開催予定)参加を要請されているというのだ。
アフリカネーションズ・カップについては、サラーだけでなく、マネ(セネガル)も対象となるわけで、「バックアップ」の選手たちは、今季はもちろん、来季を見越した上でも、自身の存在をアピールしておく必要がある。
構成●THE DIGEST編集部
敵地でゴールショーを演じたチームにおいて、特筆すべき活躍を見せたのが、ロベルト・フィルミーノを抑えて3トップの中央に入ったディオゴ・ジョッタ。16分に冷静かつ技巧的なシュートでゴールネットを揺らす。33分には切り返しから強烈なシュート、そして54分にサディオ・マネからのスルーパスで抜け出してハットトリックを達成した。
英国の衛星放送局『BTSport』に出演した元イングランド代表FWのリバプールOBマイケル・オーウェンは、このポルトガル代表アタッカーを「素晴らしいハットトリック。マスタークラスの選手だ。彼は味方からの信頼を得るに値する存在である」と称賛している。
地元紙『Liverpool Echo』は「記憶に残るハットトリック。この日の夜は、ジョッタのものだった。彼を4100万ユーロ(約55億円)でウォルバーハンプトンから獲得したSDのマイケル・エドワーズは、よくやってくれた」と綴り、「ポルトガル代表がクリスチアーノ・ロナウドの代役に選んだのも不思議ではない」とも付け加えた。
マネとモハメド・サラーも1ゴール1アシストと、新たな「フロントスリー」もその破壊力は抜群! 同じく『BTSport』に出演した元リバプールの長身FW、ピーター・クラウチは「一貫性が必要。可能な限り、彼らを一緒にプレーさせるべき」と主張し、プレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ戦でも3人を前線に並べることを望んでいる。
新たなヒーローに多くの人々の視線が集中しているが、これに対してユルゲン・クロップ監督は「スーパーで特別なプレーを見せた」とジョッタを絶賛するも、現在はパフォーマンスを落としているフィルミーノについて「彼がいなければCLにも出られなかった」と語り、「他の選手についても、信頼を失うことはない」と強調した。
これは、プレミアリーグ第7節ウェストハム戦に続き、2戦連続で出番のなかった南野拓実にも向けられている言葉だと言えるだろう。先行を許したジョッタだけでなく、ウェストハム戦で存在感を示したジェルダン・シャキリら、ライバルは多いものの、試合数の多いリバプールでは少なからず出場機会が訪れるはずで、ここで爪痕を残す必要がある。
ちなみに日刊紙『Daily Mail』によると、エジプト代表のサラーは来季、3か月近くチームを離れる可能性があるという。2022年1、2月に延期されたアフリカネーションズ・カップに出場するだけでなく、U-23代表からもオーバーエイジ枠での東京五輪(来年7月21~8月7日開催予定)参加を要請されているというのだ。
アフリカネーションズ・カップについては、サラーだけでなく、マネ(セネガル)も対象となるわけで、「バックアップ」の選手たちは、今季はもちろん、来季を見越した上でも、自身の存在をアピールしておく必要がある。
構成●THE DIGEST編集部