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日本代表

ボタフォゴが7連敗&最下位転落…スタメン復帰の本田圭佑は「フィニッシュの部分で失敗」と現地メディア

THE DIGEST編集部

2020.12.14

1-2で敗れた試合で、本田はゴールに絡めなかった。(C)Getty Images

1-2で敗れた試合で、本田はゴールに絡めなかった。(C)Getty Images

 12月12日(現地時間)、ブラジル全国選手権1部(セリエA)の第25節が行なわれ、ボタフォゴは1-2でインテルナシオナウに敗北。これで7連敗、10試合未勝利(公式戦では12試合)となり、ついに最下位へ転落した。

 前節のサンパウロ戦ではベンチ入りするも出番がなく、試合後にひとり走り込みを行なう姿が話題となった本田圭佑は、エドゥアルド・バロッカ監督体制下で初のスタメン入りを果たし、2列目中央で攻撃を司った。

 敵地での一戦、ボタフォゴは28分にペドロ・ラウールのヘッドで先制するが、36分にモイゼスのペナルティーエリア内での突破を本田が抑えきれずにシュートを許し、これはポストに救われるも、パトリックに詰められて同点とされる。

 試合はこのまま進み、迎えた70分、自陣でのFKで、ボタフォゴの右SBケビンがGKジエゴ・ガバリエリに向けて蹴った中途半端なボールを、インテルナシオナウのFWユーリ・アルベルトが奪ってゴールネットを揺らす。主審はVARによってゴールを認め、これがホームチームの決勝点となった。

 ケビンはこの場面について、FKを蹴ったのではなく、相手のファウルがピッチ中央でのものだったため、その位置にボールを戻しただけだと訴えたが、認められず。この試合では、相手のハンドが見逃されたこともあり(認められていれば、ボタフォゴは数的優位に立っていた可能性も)、ボタフォゴのトゥーリオ・マネジャーは会見で「審判はサッカーをやったことがないようだ」と、怒りと不満を露にした(地元紙『LANCE!』より)。

 本田は攻撃に絡んだものの、ゴール前でシュートではなくパスを選んでチャンスを逸した場面が2度あり、『LANCE!』は採点では及第点の「6」を与えるも、寸評では「攻撃の組み立てに絡んだが、フィニッシュの部分で失敗した」と厳しく評している。

 一方、総合メディアの『globo.com』は「再びスタメンに戻ったが、“コミット”しなかった。高い集中力を示し、中盤を組織するのを助けたが、相手にとって不快な存在とはならなかった」として、採点は「5.5」だった。
 
 コパ・ド・ブラジルのクイアバ戦で敗退に繋がるパスミスを犯して以降は良い話題が少なく、チームの低迷やクラブの経営不振を受けてのSNSでの提言、さらにクラブの監督人事における迷走に対して退団を仄めかすSNSでの発言などで注目を浴び、批判も浴びてきた本田。後にボタフォゴでセリエA残留を目指すと宣言し、クラブも契約延長を発表したが、彼の周囲はなおも騒がしい。

 ポルトガル・リスボンのスポーツ紙『A BOLA』は、同国1部リーグのクラブで、日本との関係も深いポルティモネンセが、今冬に本田の獲得を狙っていると報道。中盤と前線の強化を急務とし、とりわけ欠場中のルーカス・フェルナンデスの穴を埋めるMFを求める同クラブにとって、本田はメインターゲットになっているという。

 数日前には、同国ポルトのスポーツ紙『O JOGO』がポルティモネンセのロジーニ・サンパイオ会長の「本田はチームに多くのものをもたらす選手だ。年齢は関係ない。交渉がうまくいけば、良い補強になるはずだ」というコメントを紹介している。

 ブラジル・セリエAは来年2月25日まで続くが、本田がそれ以前にブラジルを去ることはあり得るのか。一方で、ボタフォゴとの契約を来夏まで延長する可能性もあるとの地元報道もあり、その動向が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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