プレミアリーグ第6節が現地時間9月26日に行なわれ、アーセナルは3-1でトッテナムを下し、リーグ3連勝を飾った。
冨安健洋は定位置の右SBで3試合連続の先発出場を果たし、守備では冷静かつ安定したプレーを最後まで持続して「ノースロンドン・ダービー」の勝利に貢献。試合後は自身のSNSで「今日も素晴らしいチームのパフォーマンス。素晴らしいサポートをありがとう! この調子でいこう」と喜びを表わすとともに、ファンへメッセージを贈った。
この22歳の日本人に対する現地メディアの評価は、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10満点中の「8」というチーム2番目タイの採点を与え、英国公共放送『BBC』の視聴者の投票による採点では「7.73」で、こちらは7番目タイのものだった。
日刊紙『Evening Standard』は「ソン・フンミンとの空中戦には競り勝ち、彼がターゲットとなることを阻んだが、ハリー・ケインには裏を取ることを許し、トッテナム最大のチャンスを与えた」とやや厳しい寸評で、採点はベン・ホワイト、トーマス・パーテイと並んでチーム最低タイの「7」。『THE SUN』は「優れたエネルギーレベルで、ブカヨ・サカとの連係を何度も見せた。守備ではソンのカウンターを幾度か許し、インターセプトに失敗することもあった」として、こちらも最低タイの「6」だった。
専門メディアでは、『football.london』が「日本代表選手は空中戦では全く負けそうになく、本当に良いパフォーマンスを発揮した。全ての試合のたびにより技術的に自信を高めており、攻撃での貢献も幾度か見られた」と称賛して、採点はDF陣で単独最高の「8」。国外では、アメリカの『NBC Sports』が「7」を与えるとともに、「サカとの右サイドでの連係が良かった。そして空中戦での強さは、非常に素晴らしかった」と綴った。
他にも、日刊紙『Mirror』は「冨安は自身の努力によって多くの称賛を得た」、アイルランドの『Independent.ie』は「この試合のベストプレーヤーだったエミール・スミス・ロウ、アーセナル加入以来のベストパフォーマンスを見せたパーテイとともに、冨安も計り知れないほどの貢献ぶりを示した」と、この日本人選手を評している。
また、相手のトッテナムは今夏、アーセナルよりも早くに冨安の獲得を狙ってボローニャと交渉を進めてきたものの、金額差を詰めることができず、バルセロナのエメルソン・ロイヤルに切り替えたという経緯(因縁?)があり、今回、ライバルチームで躍動して勝利に貢献した右SBに対するトッテナム・ファンの反応に注目した現地メディアも少なくなかった。
専門メディアの『HITC』は「ソン・フンミンとの空中戦に競り勝ち、ほとんどの場面で巧みに韓国代表FWをかわした他、トッテナムを苦しめた攻撃においても確実に役割を果たした」と冨安を高評価するとともに、トッテナム・ファンの「言いたくないが、冨安は格が違う」「なぜ冨安を獲得しなかったのか?」「冨安はエメルソンの何マイルも先をいっている」といったSNSでの投稿を紹介している。
韓国の専門メディア『InterFootball』も冨安とソンの対峙について「ミニ韓日戦を繰り広げた」と報じるなど、多方面から注目を集めた一戦で、22歳の日本人DFはまた好印象を世界に与えたようである。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】堂々たる表情!宿敵トッテナムとのダービーに挑んだ冨安
冨安健洋は定位置の右SBで3試合連続の先発出場を果たし、守備では冷静かつ安定したプレーを最後まで持続して「ノースロンドン・ダービー」の勝利に貢献。試合後は自身のSNSで「今日も素晴らしいチームのパフォーマンス。素晴らしいサポートをありがとう! この調子でいこう」と喜びを表わすとともに、ファンへメッセージを贈った。
この22歳の日本人に対する現地メディアの評価は、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10満点中の「8」というチーム2番目タイの採点を与え、英国公共放送『BBC』の視聴者の投票による採点では「7.73」で、こちらは7番目タイのものだった。
日刊紙『Evening Standard』は「ソン・フンミンとの空中戦には競り勝ち、彼がターゲットとなることを阻んだが、ハリー・ケインには裏を取ることを許し、トッテナム最大のチャンスを与えた」とやや厳しい寸評で、採点はベン・ホワイト、トーマス・パーテイと並んでチーム最低タイの「7」。『THE SUN』は「優れたエネルギーレベルで、ブカヨ・サカとの連係を何度も見せた。守備ではソンのカウンターを幾度か許し、インターセプトに失敗することもあった」として、こちらも最低タイの「6」だった。
専門メディアでは、『football.london』が「日本代表選手は空中戦では全く負けそうになく、本当に良いパフォーマンスを発揮した。全ての試合のたびにより技術的に自信を高めており、攻撃での貢献も幾度か見られた」と称賛して、採点はDF陣で単独最高の「8」。国外では、アメリカの『NBC Sports』が「7」を与えるとともに、「サカとの右サイドでの連係が良かった。そして空中戦での強さは、非常に素晴らしかった」と綴った。
他にも、日刊紙『Mirror』は「冨安は自身の努力によって多くの称賛を得た」、アイルランドの『Independent.ie』は「この試合のベストプレーヤーだったエミール・スミス・ロウ、アーセナル加入以来のベストパフォーマンスを見せたパーテイとともに、冨安も計り知れないほどの貢献ぶりを示した」と、この日本人選手を評している。
また、相手のトッテナムは今夏、アーセナルよりも早くに冨安の獲得を狙ってボローニャと交渉を進めてきたものの、金額差を詰めることができず、バルセロナのエメルソン・ロイヤルに切り替えたという経緯(因縁?)があり、今回、ライバルチームで躍動して勝利に貢献した右SBに対するトッテナム・ファンの反応に注目した現地メディアも少なくなかった。
専門メディアの『HITC』は「ソン・フンミンとの空中戦に競り勝ち、ほとんどの場面で巧みに韓国代表FWをかわした他、トッテナムを苦しめた攻撃においても確実に役割を果たした」と冨安を高評価するとともに、トッテナム・ファンの「言いたくないが、冨安は格が違う」「なぜ冨安を獲得しなかったのか?」「冨安はエメルソンの何マイルも先をいっている」といったSNSでの投稿を紹介している。
韓国の専門メディア『InterFootball』も冨安とソンの対峙について「ミニ韓日戦を繰り広げた」と報じるなど、多方面から注目を集めた一戦で、22歳の日本人DFはまた好印象を世界に与えたようである。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】堂々たる表情!宿敵トッテナムとのダービーに挑んだ冨安