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海外サッカー

W杯予選やACLで日本の脅威に!? ロシアのAFC仰天加盟説が浮上「他国の反発を受ける可能性がある」

THE DIGEST編集部

2022.03.29

ウクライナへの軍事侵攻によってあらゆる分野で追放を余儀なくされているロシア。サッカー界でも活動の場を失う彼らは、大きな決断を下そうとしているようだ。(C)Getty Images

ウクライナへの軍事侵攻によってあらゆる分野で追放を余儀なくされているロシア。サッカー界でも活動の場を失う彼らは、大きな決断を下そうとしているようだ。(C)Getty Images

 ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻は、いまだ世界を混沌とさせている。先月24日にウラジミール・プーチン大統領が特別軍事活動を承認して以来、日々被害状況は深刻化しており、その余波は世界に及んでいる。

 無論、スポーツ界にも影響は出ている。IOC(国際オリンピック委員会)をはじめとする、あらゆるスポーツ団体・組織においてロシアを締め出す動きが強まるなかで、選手人口の多いサッカー界では、UEFA(欧州サッカー連盟)がクラブ、代表の両レベルで国際コンペティションへの出場を禁じた。

 これによって国際舞台での活動を絶たれたロシア・サッカー界。だが、「政治とスポーツは無関係なはずだ」(ロシア代表監督ヴァレリ・カルピン)と主張する彼らは、驚きの手段を講じようとしている。英紙『Daily Mail』など複数の海外メディアは、同国のサッカー連盟はUEFAを脱退し、AFC(アジア・サッカー連盟)に登録先を切り替える可能性があるとすっぱ抜いている。

 過去には、2005年にOFC(オセアニア・サッカー)からAFCに移ったオーストラリアや、2002年にAFCからUEFAに移ったカザフスタンなど、登録先を切り替えた国の事例は全くないわけではない。だが、自分たちが巻き起こした戦争による除外を理由に、加盟先を変更するのは前代未聞と言える。

 それだけに『Daily Mail』は「他の加盟国から反発を受ける可能性があり、一筋縄ではいかないものだろう」と分析。そのうえで、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで、元ロシア代表MFのアンドレイ・カンチェルスキス氏のコメントを紹介している。

「普通に考えてそんなことは起こり得ない。すべて会話のレベルのものだ。それに私はUEFAからそれほど深刻な停止処分が出るとも考えていない。私たちは皆、まったく違う結果になることを望んでいる」

 さらに現役時代にサウジアラビアのアル・ヒラルでプレーした経験を持つレジェンドは、こうも続けている。

「ただ、当然ながら代表もクラブチームも前進するために、プレーする必要がある。アジアに加盟する選択肢が本当にあるなら興味深い。私はアジアで働き、サウジアラビアでプレーした。あそこで争うのは面白いだろうね」

 仮にロシアがAFCに加盟した場合、ACLにゼニト、CSKAモスクワやスパルタク・モスクワといった強豪が参加。さらにはワールドカップ予選でも他国の脅威となるのは必至。いまだ噂の域をでないニュースではある。だが、日本にとっても他人事とは言えないだけに、今後が気になるところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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