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日本代表

英メディアが鎌田大地のリーズ移籍を推奨! 一方で他クラブとの争奪戦も示唆「リーズが唯一のクラブではない」

THE DIGEST編集部

2022.05.08

EL決勝進出に貢献した鎌田。果たして栄冠を掴めるか。(C) Getty Images

EL決勝進出に貢献した鎌田。果たして栄冠を掴めるか。(C) Getty Images

 フランクフルトの鎌田大地は今季、欧州で戦う日本人プレーヤーの中でも極めて高い存在感を示した。

 ブンデスリーガでは30試合に出場し、4得点を記録するなど攻撃を牽引。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)でも全試合に出場しており、ノックアウトステージのバルセロナ戦、ウエストハム・ユナイテッド戦でも得点に絡むプレーで強豪撃破に貢献、決勝進出の原動力と呼べる働きを見せた。

 そして、一躍、ヨーロッパ中にその名を知らしめた25歳には欧州さまざまなリーグからも高い関心が寄せられているようだ。
 
 英国内でリーズ・ユナイテッドの情報を発信する『LeedsAllOver』では、鎌田大地がリーズの獲得候補選手の一人であると伝えている。

 記事の中では「リーズが今夏、攻撃的MFを必要としていることは誰の目にも明らかであり、ジェシー・マーシュが今夏に獲得しなければならないのは、この選手であろう」と鎌田の名前を挙げ、続けて「すでに他メディアでも、リーズがアイントラハト・フランクフルトのダイチ・カマダをモニターしながら、その選手をターゲットだと報じている」と付け加えた。

 一方で「しかし、リーズがカマダを監視している唯一のチームではない。最近リーガ・エスパニョーラのセビージャも興味を持っていると報道されている」と、他にも鎌田獲得を狙うクラブの存在があるとしている。

 同メディアは「プレミアリーグが世界最大で最高だと主張するのは、他国のファンにとっては傲慢に見えるかもしれないが、ここでの財政とチャレンジは最高なのである。リーガ・エスパニョーラにはまだ明るい話題がある一方で、その水準は下がりつつある」と両リーグの比較なども行いながら、プレミアリーグの優位点を強調した。

 さらにセビージャについて「リーグ内でも上位に付けより強い立場にあり、カマダが先発の座を争うような攻撃的MFがたくさんいる」と同ポジションのライバルの多さを指摘。

 その上で「しかし、リーズにはカマダと同じようなポジションを得意とする選手がいないため、彼は攻撃的MFで重要な役割を担うことになる。25歳でピークを迎える選手にとって、それは非常に説得力のある要素だろう」と主張した。

 今回候補に挙げられたいずれかのクラブへの移籍が実現した場合、鎌田にとって欧州3か国目のリーグとなる。今シーズン、才能を如何なく発揮したサムライの動向にさらに注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】鎌田大地が公開したEL決勝進出を決めたスタジアムの光景

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