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日本代表

旗手怜央、復帰の懸念は敵地にあり。 セルティック指揮官は「危険にさらすつもりはない」と吐露。一方で井手口の長期離脱は不可避?

THE DIGEST編集部

2022.08.14

開幕節で負傷離脱を余儀なくされた旗手。気になる彼の復帰だが、その時期は先延ばしになるようだ。(C)Getty Images

開幕節で負傷離脱を余儀なくされた旗手。気になる彼の復帰だが、その時期は先延ばしになるようだ。(C)Getty Images

 今季のスコットランド・リーグで開幕2連勝を飾っているセルティック。現地時間8月3日に行なわれた第2節ロス・カウンティ戦では、今季もエースストライカーとして高い期待が寄せられている古橋亨梧が初ゴールを記録するなど好調な滑り出しをみせている。

 そうしたなかで迎える現地時間8月14日、敵地でのキルマーノックFC戦への注目度は高まっている。開幕から計5ゴールを記録して攻撃陣も好調のセルティックが、今季まだ未勝利のキルマーノックFC相手に連勝を伸ばせるかは、国内リーグ序盤戦の主導権争いを占ううえでも重要である。

 一方で気になるのは、戦列を離れている日本人プレーヤーの動向だ。開幕戦途中のアクシデントにより途中交代でピッチを後にした旗手怜央は、前節ロス・カウンティ戦はメンバーから外れた。そして、試合後にはセルティックの指揮官アンジェ・ポステコグルーが敵地のピッチコンディションへの懸念から、第3節も彼のチーム帯同を見送ったと伝えている。

 試合前日の13日、スコットランドの専門メディア『Football Scotland』では、キルマーノックFC戦に向けたポステコグルー監督のコメントを報じる記事を配信。そこには「レオ・ハタテ、ヨウスケ・イデグチの二人はラグビーパークへの遠征には不参加」と記されている。
 
 そのなかで同メディアは、「セルティックは日曜日の午後にラグビーパークに向かうが、ミッドフィールドのデュオ、レオ・ハタテとヨウスケ・イデグチは欠場する」と強調。そのうえで「ポステコグルーは筋肉の問題から回復した24歳のハタテをキルマーノックの人工芝のピッチで危険にさらすつもりはないことを認めた」として、旗手をメンバー外とした理由を伝えている。

 さらにポステコグルー監督による「レオは大丈夫だが、もう1週間は様子を見ることになるだろう。とくに人工芝のゲームであるだけに、来週に間に合うようにするのがベストだと考えている」とコメントも掲載、セルティックは復帰時期を、負担の大きい人口芝で行なわれる今節ではなく、第4節以降に絞ったという。

 そしてもう一人、開幕前の練習中に負傷して以来、治療中の井手口陽介に関して同メディアは「怪我に悩まされるイデグチは長期の離脱を余儀なくされている」と指摘。ポステコグルー監督も「まだ少し休んでいて、リハビリ中だ。脚をかなり縫ったので、抜糸が必要であり、少し時間がかかりそうだ」と明かしている。

 長いシーズン故、選手のコンディションには細心の注意、そして慎重な判断が求められる。好調なチームの勢いをさらに増すべく、両サムライの復帰を待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部

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