現地時間8月20日、ベルギーのジュピラープロリーグ第5節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)はオーステンデを1-0で下し、今季初勝利を飾った。
3分け1敗で迎えた敵地での一戦、17分にCKからキャプテンのトニ・ライストナーがダイレクトで合わせて先制点を奪ったSTVVは、虎の子の1点を死守。5試合で3点しか奪えない得点力の低さは相変わらずだが、総失点5の守備力が活きた試合だった。
このアウェーマッチ、STVVでは日本人選手が4人出場。GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、MF香川真司(この試合はFWでプレー)。そして前日に加入が発表されたばかりのFW岡崎慎司が、林大地が負傷欠場もあり、早くもスタメンに名を連ね、新天地デビューを飾った。
36歳の新加入ストライカーは、初お目見えの一戦から持ち前の積極性を発揮。2018年の日本代表以来となる香川との共闘でフィニッシュを狙い、開始9分にはヘディングシュート。チャンスに絡む場面は多くなかったものの、ポジションを下げて守備に勤しむ献身性も示し、いきなりフル出場。チームの初勝利に少なからず貢献してみせた。
ベルギーの総合メディア『HBVL』は、「ベルント・ホラーバッハ監督は、不運なハヤシの代役をついに手に入れた。それにしても、何という代役だ! オカザキに『本当に36歳なのか?』と訊ねると、彼は満面の笑みで『本当です』とウインクで応えた」と伝え、さらにこの新たな日本人助っ人のコメントを紹介している。
「日本では、年を取るとロッカールームでは敬われるところがありますが、欧州ではそんなことはありません。だから、年齢の違いはあまり目立ちません。なかなか練習ができず、試合の終盤は少し疲れましたが、それ以外はフィットしていたと思います」
「このチームで、真司と(クリスティアン・)ブリュルスを背後に置いて攻撃するのは、とても素晴らしいです。2人とはサッカーの見方が同じであり、またスペインでプレーしたという共通点もあります。スペインの2部リーグとはいえ、技術レベルは非常に高いです。そして僕の場合は、それ以上に経験をベースにしています。年齢は僕にとって、アドバンテージです」
「僕は変わらず野心的であり、サッカーをとても愛しています。それが全てです。STVVには、立石(敬之クラブCEO)さんのことを知っていることもあり、代理人を通してコンタクトを取って、練習に参加できるか打診しました。そして、ホラーバッハ監督が僕のことをすぐに気に入ってくれたのは明らかで、『君が必要だ』と言ってくれました。練習で僕が、幾度もゴールを奪ったからです」
「オーステンデ戦では、ゴールを奪わなければいけなかったと思います。序盤にそのチャンスもありましたが、チームの得点は1点止まりでした。しかし、香川、ブリュルスとともに、あと数試合をこなせば、我々は間違いなく強さを発揮できると思います」
3分け1敗で迎えた敵地での一戦、17分にCKからキャプテンのトニ・ライストナーがダイレクトで合わせて先制点を奪ったSTVVは、虎の子の1点を死守。5試合で3点しか奪えない得点力の低さは相変わらずだが、総失点5の守備力が活きた試合だった。
このアウェーマッチ、STVVでは日本人選手が4人出場。GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、MF香川真司(この試合はFWでプレー)。そして前日に加入が発表されたばかりのFW岡崎慎司が、林大地が負傷欠場もあり、早くもスタメンに名を連ね、新天地デビューを飾った。
36歳の新加入ストライカーは、初お目見えの一戦から持ち前の積極性を発揮。2018年の日本代表以来となる香川との共闘でフィニッシュを狙い、開始9分にはヘディングシュート。チャンスに絡む場面は多くなかったものの、ポジションを下げて守備に勤しむ献身性も示し、いきなりフル出場。チームの初勝利に少なからず貢献してみせた。
ベルギーの総合メディア『HBVL』は、「ベルント・ホラーバッハ監督は、不運なハヤシの代役をついに手に入れた。それにしても、何という代役だ! オカザキに『本当に36歳なのか?』と訊ねると、彼は満面の笑みで『本当です』とウインクで応えた」と伝え、さらにこの新たな日本人助っ人のコメントを紹介している。
「日本では、年を取るとロッカールームでは敬われるところがありますが、欧州ではそんなことはありません。だから、年齢の違いはあまり目立ちません。なかなか練習ができず、試合の終盤は少し疲れましたが、それ以外はフィットしていたと思います」
「このチームで、真司と(クリスティアン・)ブリュルスを背後に置いて攻撃するのは、とても素晴らしいです。2人とはサッカーの見方が同じであり、またスペインでプレーしたという共通点もあります。スペインの2部リーグとはいえ、技術レベルは非常に高いです。そして僕の場合は、それ以上に経験をベースにしています。年齢は僕にとって、アドバンテージです」
「僕は変わらず野心的であり、サッカーをとても愛しています。それが全てです。STVVには、立石(敬之クラブCEO)さんのことを知っていることもあり、代理人を通してコンタクトを取って、練習に参加できるか打診しました。そして、ホラーバッハ監督が僕のことをすぐに気に入ってくれたのは明らかで、『君が必要だ』と言ってくれました。練習で僕が、幾度もゴールを奪ったからです」
「オーステンデ戦では、ゴールを奪わなければいけなかったと思います。序盤にそのチャンスもありましたが、チームの得点は1点止まりでした。しかし、香川、ブリュルスとともに、あと数試合をこなせば、我々は間違いなく強さを発揮できると思います」