専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

近年の得点王を上回るハイペース! 今季18点目をマークした古橋亨梧に現地メディアも「並外れた数字」と激賞!!

THE DIGEST編集部

2023.02.03

今季18点目を奪った古橋。得点王レースで依然首位を快走中だ。(C) Getty Images

今季18点目を奪った古橋。得点王レースで依然首位を快走中だ。(C) Getty Images

 スコットランドリーグで現在首位のセルティックは現地時間2月1日、ホームでリビングストンと対戦し3対0で快勝した。この試合では33分に前田大然、47分に古橋亨梧がそれぞれゴールを決め、両日本人アタッカーが勝利を呼び込む活躍を見せた。

【動画】フィードから一気にゴール前へ抜け出した古橋がフィニッシュ! 今季18点目を奪ったリビングストン戦をチェック!
 そして現在、リーグ得点ランキングトップを走るのがこの試合でもゴールを記録した古橋だ。ここまで18ゴールはすでに昨シーズンの数字を大きく上回っており、カタール・ワールドカップ後は9試合で8ゴールと、シーズン序盤から見せている決定力をさらに研ぎ澄ませている印象だ。

 その中で、チームも好調を維持し、得点量産を続ける古橋に対し、現地メディア『67HAILHAIL』が興味深いデータを示している。

 同メディアは「2021年12月にハムストリングに重傷を負い、2022年の初めはストライカーにとって厳しいスタートだっただろう。しかし、昨年、日本人が怪我から復帰して以来、彼はほとんど後ろを振り返ることもなく、ゴール前で並外れた数字を残し続けている」と今季の好調を称えている。

 その上で「驚くべきことに、24試合を終えた時点で、キョウゴは過去5シーズンのうちの4人の得点王と同じか、それ以上の数字を記録している」と記しており、さらに2015/16シーズンの得点王であるリー・グリフィスの31得点という数字についても「今季も残り14試合ほどを残して、その記録に並びそうな勢いである」と見込みを述べている。

 加えて「キョウゴのゴール前での好調が続けば、この数字を打ち破り、2022/23スコティッシュ・プレミアシップのトップスコアラーとなる道が開けるだろう。現在、このストライカーは毎試合1点のペースでゴールを決めている。だから、残り14試合もこの調子を維持したいと思うのは当然のことだ」として、初の得点王獲得も有力と評した。

 記事では韓国人ストライカー、オ・ヒョンギュが加入したことにも触れており「9番のポジションを争うことになる」との見解を示すも「アンジェ・ポステコグルーの下ではキョウゴが常にファーストチョイス」とも記している。

 日本人プレーヤーを含めた新戦力の加入や、これまでチームを支えていた中心選手の移籍が取り沙汰されるなど、周囲の状況は大きな変化を迎えている。その中でも、もっとも頼りになる存在として、リーグ連覇、さらには得点王へとひた走る古橋のプレーが変わることは無いだろう。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「並外れていた」前田大然&「ベストゴールを決めた」古橋亨梧を英メディアが絶賛! 「素晴らしいフィニッシュ」

【関連記事】セルティック指揮官が前田大然を絶賛!「マエダがゴールを奪える理由」は相手に“脅威”を与えているからと強調

【関連記事】「本物のシューティングスターに成長した」W杯後初の公式戦出場の田中碧に現地メディアも高評価‼ 1部昇格へ大きな戦力と期待も
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号