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海外サッカー

「ミトマの代わりは誰もできない」三笘薫の値千金弾に英メディアは称賛の嵐!指揮官も敬意「彼には天性の資質がある」

THE DIGEST編集部

2023.02.05

公式戦3戦連発となるヘディング弾を決めた三笘(中)。プレミアリーグでの評価はうなぎ上りだ。(C)REUTERS/AFLO

公式戦3戦連発となるヘディング弾を決めた三笘(中)。プレミアリーグでの評価はうなぎ上りだ。(C)REUTERS/AFLO

 日本人アタッカーの勢いが止まらない。

 現地時間2月4日に行なわれたプレミアリーグ第22節で、リーグ7位のブライトンは、降格圏の19位に沈むボーンマスと対戦。スコアレスドロー寸前の試合を日本代表の三笘薫が値千金のヘディング弾で公式戦3戦連発。チームを劇的勝利に導いた。

 直近6試合で4ゴールを挙げている三笘は、主戦場の左サイドハーフに入り、公式戦8試合連続で先発出場となった。

 ボール支配率は70%近くに迫るほど、ブライトンが圧倒的に試合を支配していたが、19位に低迷する相手からなかなかゴールを奪えない。三笘も得意のドリブル突破からシュートを放つ場面もあったが、自陣に引きこもって守りを固める相手から決定機を作れない。しかし、このままスコアレスドローが濃厚に思われた終盤、25歳の日本人が大仕事をやってのけた。

 87分、左サイドからのクロスを三笘がヘディングで合わせてネットを揺らし、公式戦3試合連発。本拠地に詰めかけたサポーターは歓喜し、背番号22に大歓声を送った。

 試合はこのままタイムアップ。三笘のゴールが決勝弾となり、ブライトンが1-0で勝利を飾った。
 
 勝利の立役者となった三笘を現地メディアは称賛している。英紙『The Guardian』は「カオル・ミトマが終盤に再び得点し、ボーンマスに逆転勝利」と終盤のヒーローを称えた。同紙はチームを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督のコメントを引用し「彼は人生で最高のプレーをしたわけではないが、常にゴールを決めることができる。彼の代わりになることは決して誰もできない」と土壇場のゴールに賛辞を贈った。 

 英公共放送局『BBC』も三笘のゴールをハイライトで振り返り「ミトマは残り3分でボーンマスのGKネトをかわしてヘディングを決め、ホームのサポーターに歓喜を巻き起こした。監督のデ・ゼルビは『彼には天性の資質がある』と語っている」と、こちらも指揮官の称賛コメントを伝えている。

 プレミアリーグで無双の活躍を続ける25歳の日本人は指揮官のハートをわし掴みにし、加速的なスピードで成長を続けている。

構成●THE DIGEST編集部

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