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Jリーグ・国内

横浜が15年ぶり4度目のJ1制覇!退場者を出しながらもFC東京との直接対決に3-0快勝

THE DIGEST編集部

2019.12.07

2点目を挙げたエリキをチームメイトたちが祝福する。横浜は攻撃サッカーを貫いてJ1の頂点に立った。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

2点目を挙げたエリキをチームメイトたちが祝福する。横浜は攻撃サッカーを貫いてJ1の頂点に立った。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 横浜F・マリノスが15年ぶり4度目となるJ1リーグ優勝を飾った。

 12月7日にJ1最終節の9試合が各地で行なわれ、首位・横浜と2位・FC東京が日産スタジアムで直接対決。ホームの横浜が3-0で勝利し、岡田武史監督が率いた2004年以来となる頂点に立った。

 3点差での負けでも優勝が決まる優位な状況でキックオフを迎えた横浜は、26分に先手を取る。和田拓也のパスを受けたティーラトンがペナルティエリア外から左足を振り抜くと、このシュートがブロックに入った東慶悟に当たってコースが変わり、GK林彰洋の頭上を越えてネットを揺らした。
 
 先制点を手にした横浜はさらに44分、マルコス・ジュニオールのラストパスからエリキが追加点。2-0で迎えた67分にGK朴一圭がレッドカードで退場したものの、FC東京が前がかりになってきた裏のスペースを遠藤渓太が突き、77分に決定的な3点目を叩き込む。その後は交代出場したGK中林洋次も安定したプレーを見せ、無失点で試合を終わらせた。

 終了の笛が鳴った瞬間、スタジアムは割れんばかりの歓声に包まれた。アンジェ・ポステコグルー監督の就任から、2年目にしての戴冠。攻撃サッカーを見事に表現した最多得点での優勝に、「選手もスタッフも本当に誇りに思う。多くのサポーターの皆さんと優勝を分かち合えたことが嬉しい。得失点差は関係なく、我々が一番です」とオーストラリア人監督は胸を張った。

構成●THE DIGEST編集部

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