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「密猟者であり素晴らしいフィニッシャー」リーグ戦2得点締めの古橋亨梧、多くの現地メディアが最高評価!「キョウゴの年だった」

THE DIGEST編集部

2023.05.29

リーグ戦得点王のタイトルも獲得した古橋。残るは国内カップ戦だ。(C) Getty Images

 5月27日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ(チャンピオンシップ・グループ)の最終節で、セルティックはアバディーンを5-0で下して、今季のリーグを大勝で締めた。

【動画】古橋が得点王に近づく2発!
 第34節ハーツ戦でリーグ優勝を決めた後、続く3試合で1分け2敗と勝利から遠ざかっていた王者はホームでの最終戦、序盤から攻勢に立って27分に得点ランキング首位を走る古橋亨梧がペナルティエリア内でボールを受けると、切り返しで複数のマーカーをかわしてゴール右隅にシュートを突き刺し先制。彼は5分後にも、カラム・マグレガーのミドルを相手GKが弾いたところを詰めて追加点を挙げる。

 その後も攻撃の手を緩めないホームチームは、78分にCKをカール・スターフェルトが頭で決め、82分にもオ・ヒョンギュがヘディングシュートでゴール、そして90分には再びオ・ヒョンギュがジョッタのFKがクロスバーにはね返るところを反応良く詰めてダメ押し。セルティックはリーグ戦を32勝3分け3敗で終え、あとは国内三冠が懸かる6月3日のスコティッシュカップ決勝(対インバーネス)を残すのみとなった。

 2ゴールを決めた古橋は、リーグ27得点、公式戦では33得点に達し、得点ランキングでは2位に3点差をつけて全日程を終了。自身のSNSに試合後の祝勝会でトロフィーを掲げる写真を公開するとともにファンへの感謝の言葉を綴ったストライカーだが、この試合の後半開始直後に相手GKと交錯した際に右足を痛めてベンチに退いており、スコティッシュ杯決勝やオフの日本代表戦への影響が懸念されるも、アンジェ・ポステコグルー監督は「深刻な状態ではないと思う」と語っている。

 新たにスコットランド・フットボール記者協会(SFWA)による「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した古橋のリーグ最終戦のパフォーマンス(ゴール)について、クラブはSNSや公式サイトで、1点目は「自らスペースを創ってゴール左上にシュートを決めた」「日本人ストライカーは動きとバランスを見極め、同じ動きでマーカーを振り払った」、2点目については「正しい位置に、正しいタイミング」「プレーを読み、次に何が起こるかを予測してボールを追った」と伝えた。
 
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「最終的な結果を出す達人だ」採点9の高評価も