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「最も重要なサクセスストーリー」先制弾を挙げ“トレブル”達成に大貢献の古橋亨梧に現地メディアは最高評価!「欠点を見つけるのは難しい」

THE DIGEST編集部

2023.06.05

スコティッシュ・カップの決勝で先制弾を叩き込み、セルティックの優勝に貢献した古橋。(C)Getty Images

 現地時間6月3日に行なわれたスコティッシュ・カップ決勝で、セルティックはインバーネスを3-1で下し、3年ぶり41回目の優勝、そして3年ぶり8回目となる国内三冠を達成した。

 昨シーズンに獲り逃したタイトルを懸けて臨んだハンプデンパークでの一戦、38分にマット・オライリーのクロスに反応してダイレクトでニアに叩き込んだのは、やはり古橋亨梧だった。彼の今シーズン公式戦34点目のゴールによって完全に勝ちパターンに乗ったセルティックは、65分に左サイドを崩してのクロスをリエル・アバダが合わせて加点。84分に1点を返されるも、後半アディショナルタイムには右からのクロスをファーサイドのジョッタが上手くコントロールして試合を締めた。

「トレブル」達成に大貢献した古橋は、試合後の『CELTIC TV』のインタビューで「(オライリーとは)良い関係を築いているし、彼も僕もお互いを信頼し合っています。だから、僕はただそこに走り、彼はボールをくれました。それがゴールになりました」「僕たちは毎日ハードワークしてきました。このタイトルは、我々の努力の結果です。信じられないという以外の言葉では表わせません」と、チームメイトを称えるとともに、その仲間たちと成し遂げた偉業への喜びを示した。
 
 そんな古橋に対し、アンジェ・ポステコグルー監督は「今日もキョウゴがゴールを決める場面を目にしたが、彼は全く完調ではなかったにもかかわらず、プレーすることしか考えていなかった。そして、やるべきことをやり遂げた」と称賛。スコットランドFA(サッカー協会)も、「決定的なキョウゴ」「ハンプデンパークでも違いを生み出した」と賛辞をまじえて伝えている。

 現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「古橋とアバダがセルティックに余裕をもたらすリードを奪い、アディショナルタイムにジョッタがゴールを決めて祝賀ムードを盛り上げ、歴史的な三冠を達成した」と報じ、10点満点の採点では最高タイの「8」を与えた。
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視聴者採点では両チーム最高の「7.00」