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日本代表

初アシストの鎌田大地に伊紙は「アイデアを持っていた唯一の選手」と賛辞! 一方で「前半は酷く、プレーが軽く、不適切」との指摘も

THE DIGEST編集部

2023.09.19

ユベントスを相手にアシストを決めた鎌田。(C) Getty Images

ユベントスを相手にアシストを決めた鎌田。(C) Getty Images

 現地時間9月16日、セリエA第4節でラツィオはユベントスに1-3で敗れたが、先発出場を果たした鎌田大地は、初アシストを記録している。

 敵地での一戦、ボールポゼッションでは上回りながらも、ホームチームに多くのチャンス創出を許したラツィオは、10分と67分にドゥシャン・ヴラホビッチ、26分にフェデリコ・キエーザに、いずれも素晴らしいゴールを決められたが、64分に1点を返した場面で、鎌田は敵陣で相手DFブレーメルのパスをカットするとともに、ルイス・アルベルトにボールを繋いで技ありのミドルによるゴールをお膳立てしてみせた。
 
 この場面以外にも、自ら惜しいシュートを放ち、幾度か効果的なプレーも見せた背番号6だが、現地メディアからの評価を見ると、スポーツ紙『Corriere dello Sport』は、10点満点の採点では「5.5」と及第点に届かず、寸評も「前半は酷いもので、相手GKによって弾かれた惜しいシュートを除けば、プレーは軽く、不適切だった。しかし、ハーフタイムの後は回復し、ルイス・アルベルトに得点機を提供するためにボールを奪取した」と厳しいものに。一方の『Gazzetta dello Sport』の採点は「6」となっている。

 一方、日刊紙『CORRIERE DELLA SERA』は、「嵐の中で、サッカーについてのアイデアを持っているように見せた唯一の選手であり、またヴォイチェフ・シュチェスニーを目覚めさせた数少ない選手のひとりでもあった」と日本代表MFを称賛し、こちらの採点はGKイバン・プロベデルに次いでチーム2番目タイの「6」だった。

同採点のスポーツ専門放送局『EUROSPORT』は、「マッテオ・ゲンドゥージを抑えてしてスタメン起用され、25分にシュチェスニーの好守によって阻まれた、危険なシュートで輝きを見せた。非常に動き回り、攻撃意欲も十分に示したが、決定的なスルーパスが不足していた」と、こちらも比較的ポジティブに綴られている。
 
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