現地時間９月19日にチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第１節が行なわれ、鎌田大地が所属するラツィオはホームでアトレティコ・マドリーと対戦。１－１のドローという結果に終わった。

　先制したのはアウェーのアトレティコ。29分、ペナルティーエリアの外からパブロ・バリオスが放ったミドルシュートが、ブロックに入った鎌田の左足に当たりゴール右隅に吸い込まれた。

　必死に追いすがるラツィオに同点ゴールがもたらされたのは、後半アディショナルタイムだった。ラストプレーとなったCKの場面で、ゴール前に上がってきていたGKイバン・プロベデルが、ルイス・アルベルトの正確なクロスに飛び込んで豪快なヘッドを突き刺したのだ。
  「一生忘れられない夜になった」と喜んだプロベデルはチームメイトに胴上げされ、ホームのスタディオ・オリンピコは、CL史上４人目の快挙をやってのけたイタリア人GKを中心に、優勝したかのような歓喜に包まれた。

　この珍しい光景には、世界中のサッカーファンが反応。SNS上には、「なんてゴールだ！」「GKのゴールは３点に相当する」「信じられない！」「プロベデルはこの夜のヒーローだ」といった言葉が並んだ。

　貴重な勝点１を獲得したラツィオは次節、アウェーでセルティックと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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