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日本代表

「ハイライトは日本との男子サッカー決勝だ」金メダル数で日本に及ばない韓国メディアが気合注入「雰囲気の大転換を狙う」【アジア大会】

THE DIGEST編集部

2023.10.06

金メダルに意欲を示すU-24韓国代表のファン・ソンホン監督。(C)Getty Images

金メダルに意欲を示すU-24韓国代表のファン・ソンホン監督。(C)Getty Images

 中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の男子サッカー決勝が、10月7日に行なわれる。3大会ぶり2回目の優勝を狙うU-22日本代表が、3連覇を目指すU-24韓国代表と戦う。

【動画】男子サッカー準決勝「日本対香港」のハイライトを再チェック!

 韓国国内では、この一戦に大きな注目が集まっている。というのも、アジア大会全体での金メダル数で韓国が日本を下回っているため(日本は金39で2位、韓国は金33で3位。10月5日時点)、男子サッカーで金メダルを獲得して国内のムードを高めたいと考えているようだ。

 韓国紙『文化日報』は10月6日、アジア大会の記事を配信。そのなかで「アジア大会も終盤を迎えた。ライバルの日本を超えて総合順位で2位に上がったり、国としての目標だった金メダル45~50個を獲得するのは容易ではなくなった。しかし野球やサッカーの金メダルで、雰囲気の大転換を狙う」と記した。

 さらに、「日本との差が広がった原因は、開幕から毎日続いていた金メダル獲得が途切れたためだ。とくに女子ハンドボールは日本に19ー29で惨敗。日本に金メダルを渡してしまった」と嘆きながらも、「最高のハイライトは男子サッカーだ。アジアカップでは日本が歴代最多の優勝回数(4回)を誇るが、アジア大会では韓国が1位(5回)。韓国は24歳以下+オーバーエイジのチームだが、日本は22歳以下だけで編成している」と状況を説明している。
 
 また韓国メディア『News1』は、「ファン・ソンホン監督のミッションは“日本トラウマの克服”。治療薬は当然、金メダルだ。韓国は三連覇を狙う。絶対に金メダルを逃してはいけない競技だ。相手が日本だけに、勝負欲はさらに燃え上がる」と伝えた。

 22年6月に行なわれたUー23アジアカップ準々決勝で韓国は、日本に0ー3で敗れている。「Uー23アジアカップの雪辱戦だ。依然として日本は容易ではない相手。近年はA代表もアンダーの代表も負ける悪循環が繰り返されている。しかし決勝で勝てば、日本に渡った主導権を取り戻し、自信を取り戻すことができる」と大きな期待を寄せている。

 U-24韓国代表を率いるファン・ソンホン監督は日本との決勝について、「理由を問わず、勝利しなければならない。最後の一歩が残っているが、すべてを注ぎ込んで金メダルを獲得したい。全員の力を合わせて最後の一歩を踏み出す」と金メダルに意欲を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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