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痛恨ミスに厳しい評価も...CKで2得点に関与! 久保建英の45分間を現地メディアは「償い」と表現

THE DIGEST編集部

2023.11.13

2得点を演出した久保だが、失点シーンにも関与した。(C) Getty Images

 現地時間11月11日に行なわれたラ・リーガ第13節で、レアル・ソシエダはアルメリアを3-1で下し、3試合ぶりの勝利を飾った。

 ここまで唯一勝利のないアルメリア相手とのアウェーマッチ、62分にCKからアリツ・エルストンドがフリックしたところをファーポストでミケル・オジャルサバルが詰めて先制したソシエダが、76分に追いつかれたものの、後半アディショナルタイムにカルロス・フェルナンデスのPK、さらにCKからのマルティン・スビメンディのダメ押し弾で勝点3を奪うという、劇的な結末を迎えている。
 
 久保建英はベンチスタートとなったが、後半開始とともにアンデル・バレネチェアに代わってピッチに登場。CKのキッカーとして、2点目のPK奪取、3点目に貢献したが、一方で76分には自陣でパスを受けた際にトラップが大きくなったところでボールを奪われたことがアルメリアのゴールの起点となってしまうなど、失点にも絡むこととなった。

 現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、『AS』紙と同様に3点満点の採点で、チームの大多数の選手とともに「1」という厳しい評価を下しており、後者はソシエダの失点について「久保のミス」と断罪。個別評価でも、「途中交代から、ラ・レアルのプレーに直線的な攻撃プレーを導入しようと試みたが、成功しなかった」と厳しい記述となったが、71分の守備のプレーについては「久保は守備に下がり、ラザロのプレーを阻止した。何というプレー!」と称賛を贈っている。

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も同採点を与え、「おそらくは十分な緊張感を持って出場しなかったため、避けられるはずのないプレーで失点を許してしまった。しかし、彼はサイドをスピーディーに駆け抜け、(ゴールに繋がる)CKを蹴ることで立ち直った」と寸評を綴って、久保の45分間を「償い」と表現した。

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で及第点に満たない「5」を付与し、「今回はほとんどゲームに関与しなかった。チームの3点目でCKを蹴ったのが、唯一の良いプレー。同点とされた場面では、ボールを失ってしまった」と彼のプレーを振り返っている。

 そしてサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「おそらく、かなり物足りない試合の後半に出場したことが影響しているのかもしれないが、日本人選手は通常の水準からは程遠いパフォーマンスに終わり、ゲームに関与する度合いも低かった。アルメリアの同点ゴールでは、ミスを犯してしまった」と、終始ネガティブな寸評となり、採点もチームで2番目に低い「4」止まりとなった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】久保建英、痛恨のボール逸から失点も…CKから2得点を演出!
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【動画】久保建英、痛恨のボール逸から失点も…CKから2得点を演出!