現地時間11月11日に行なわれたプレミアリーグ第12節で、アーセナルはバーンリーを3-1で下した。
前半アディショナルタイム、ブカヨ・サカの頭での折り返しをレアンドロ・トロサールがファーポストで合わせて先制した「ガンナーズ」は、同点とされてからわずか3分後の57分にウィリアム・サリバのヘッド弾が炸裂して勝ち越し、さらに74分にはオレクサンドル・ジンチェンコがこぼれ球を巧みなジャンピングボレーでゴール右隅に突き刺して、本拠地エミレーツ・スタジアムを歓喜で包んだ。
チャンピオンズリーグ(セビージャ戦)で「不快感があった」という理由により前半でピッチを退いていた冨安健洋は、怪我の心配もされていたが、この3日後のバーンリー戦では右SBで先発出場を果たし、90分間プレーを続けて見る者を安心させた。
この日本人選手について、アルテタ監督は「問題があったのは、彼の目だけだ。コンタクトレンズの問題が起こっていたが、それ以外はトップであり、非常に良いパフォーマンスだった」と賛辞を贈ったが、54分には右サイドで冨安がルカ・コレオショに競り負けた(掴み倒されたという見方もあるが)ことからアウェーチームの得点が生まれており、現地メディアの評価も明暗が分かれている。
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、10点満点の採点でジンチェンコ(9)、トロサール(8)に次ぐチーム3番目タイの「7」を冨安に与え、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点はチーム8番目となる「6.84」(トップはトロサールの「8.32」)。日刊紙『THE Sun』は及第点の「6」としながらも、寸評では「アーセナルは、右サイドでベン・ホワイト(欠場)がサカとの連係で見せていた攻撃参加が恋しかった」との表現で、背番号18の攻撃面の物足りなさを強調した。
『Daily Mail』紙の採点は「6.5」で、バーンリーの視点から「コレオショが力強く冨安を打ち破った」とゴール場面について記述。『Evening Standard』紙は「バーンリーのゴールにおいて、コレオショが抜いた際、冨安はファウルの判定が下ることを望んでいた。これが、彼がこの試合で本当に悩まされた唯一の瞬間だった」と綴り、大部分の時間帯では良かったとして「7」の高採点としている。
続いて、サッカー専門サイト『90min』の採点は「5」止まりで、寸評でも「コレオショに対して良いスタートを切ったが、90分間にわたってこの若い才能を抑えきることはできなかった」と記述。対して、『football.london』は「右サイドに移動した冨安は、大部分で優れたパフォーマンスを披露。失点時には、もう少し力強く対応できたかもしれない。しかし、守備では全般的に良く、またファイナルサードにおいては、パス出しや連係プレーで多くのチャンスを提供した」と日本人選手を称賛し、採点は「7」を付与した。
ロンドンの総合メディア『London World』は、さらに上回る「8」の高採点とし、「日本代表DFのまた新たな完璧なパフォーマンス」と絶賛。そして、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「相手のゴールでは責任を負うこととなったが、アーセナルが10人(83分にファビオ・ヴィエイラが退場処分)で試合を終える中で良いプレーを見せた」と綴って、採点は「6」としている。
構成●THE DIGEST編集部
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前半アディショナルタイム、ブカヨ・サカの頭での折り返しをレアンドロ・トロサールがファーポストで合わせて先制した「ガンナーズ」は、同点とされてからわずか3分後の57分にウィリアム・サリバのヘッド弾が炸裂して勝ち越し、さらに74分にはオレクサンドル・ジンチェンコがこぼれ球を巧みなジャンピングボレーでゴール右隅に突き刺して、本拠地エミレーツ・スタジアムを歓喜で包んだ。
チャンピオンズリーグ(セビージャ戦)で「不快感があった」という理由により前半でピッチを退いていた冨安健洋は、怪我の心配もされていたが、この3日後のバーンリー戦では右SBで先発出場を果たし、90分間プレーを続けて見る者を安心させた。
この日本人選手について、アルテタ監督は「問題があったのは、彼の目だけだ。コンタクトレンズの問題が起こっていたが、それ以外はトップであり、非常に良いパフォーマンスだった」と賛辞を贈ったが、54分には右サイドで冨安がルカ・コレオショに競り負けた(掴み倒されたという見方もあるが)ことからアウェーチームの得点が生まれており、現地メディアの評価も明暗が分かれている。
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、10点満点の採点でジンチェンコ(9)、トロサール(8)に次ぐチーム3番目タイの「7」を冨安に与え、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点はチーム8番目となる「6.84」(トップはトロサールの「8.32」)。日刊紙『THE Sun』は及第点の「6」としながらも、寸評では「アーセナルは、右サイドでベン・ホワイト(欠場)がサカとの連係で見せていた攻撃参加が恋しかった」との表現で、背番号18の攻撃面の物足りなさを強調した。
『Daily Mail』紙の採点は「6.5」で、バーンリーの視点から「コレオショが力強く冨安を打ち破った」とゴール場面について記述。『Evening Standard』紙は「バーンリーのゴールにおいて、コレオショが抜いた際、冨安はファウルの判定が下ることを望んでいた。これが、彼がこの試合で本当に悩まされた唯一の瞬間だった」と綴り、大部分の時間帯では良かったとして「7」の高採点としている。
続いて、サッカー専門サイト『90min』の採点は「5」止まりで、寸評でも「コレオショに対して良いスタートを切ったが、90分間にわたってこの若い才能を抑えきることはできなかった」と記述。対して、『football.london』は「右サイドに移動した冨安は、大部分で優れたパフォーマンスを披露。失点時には、もう少し力強く対応できたかもしれない。しかし、守備では全般的に良く、またファイナルサードにおいては、パス出しや連係プレーで多くのチャンスを提供した」と日本人選手を称賛し、採点は「7」を付与した。
ロンドンの総合メディア『London World』は、さらに上回る「8」の高採点とし、「日本代表DFのまた新たな完璧なパフォーマンス」と絶賛。そして、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「相手のゴールでは責任を負うこととなったが、アーセナルが10人(83分にファビオ・ヴィエイラが退場処分)で試合を終える中で良いプレーを見せた」と綴って、採点は「6」としている。
構成●THE DIGEST編集部
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