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日本代表

「韓国テコンドー対少林寺サッカー、汚いのはどっちですか?」W杯予選、中韓メディアが互いの汚さをあげつらい、泥仕合に発展…

THE DIGEST編集部

2023.11.22

随所に激しい競り合いが見られた中国対韓国の一戦。(C) Getty Images

随所に激しい競り合いが見られた中国対韓国の一戦。(C) Getty Images

 熾烈な隣国対決が波紋を広げている。

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選が11月21日、各地で行なわれた。日本はシリアに5-0と圧勝し2連勝。一方で、韓国も中国を敵地で3-0と破り、2連勝を飾ったのだが、戦前から予想された激しいバトルによって両国メディアの論調もヒートアップしている。

【動画】「反則王に注意!」あからさまな‟顔面ヒザ蹴り”で一発退場!(2分49秒~)
 韓国メディアの『スポーツトゥデイ』は16日のタイ戦でイエローカード4枚をもらった中国が、この日もやはり4枚のイエローをもらい、12個のファウルを取られたことを指摘し、「韓国とはクラスが違う」と報道。また、国歌斉唱時にはブーイングが響き渡り、前半のPK時にはキッカーのソン・フンミンにレーザー光線が照射されるという事態に、一般紙『朝鮮日報』は「説明する価値もない非マナー」と呆れた様子で報じている。

 すると中国メディアも言い返す。ポータルサイト『捜狐』は「どっちがより汚いですか? 韓国テコンドー2-0少林寺サッカー」と題した記事で、「事実は韓国メディアの主張とは真逆だ」と指摘している。同メディアは、主審の判定が曖昧で韓国側の悪質なファウルには警告が出なかったのに対し、中国側には何度も不利な判定が続いたとし、これが中国側に2人の負傷退場者を出す結果に繋がったと主張した。一方で韓国には負傷退場者がおらず、「試合を通じて、韓国テコンドー2:0少林寺サッカー」という結果になったと報じている。

 26年大会からは8.5枠となるアジアだが、早くも2次予選から火花を散らす韓国と中国。6月11日の韓国での再戦も激しい戦いとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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