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FC東京の永井、東、髙萩、室屋、林にアンケート! 2019年シーズンのベストプレーヤーは?

馬場康平

2019.12.24

FC東京からは髙萩(左)、永井(左中)、室屋(中央)、東(右中)、林(右)にアンケートに回答してもらった。写真:THE DIGEST写真部

 2019年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票で年間MVPを決定するサッカーダイジェスト恒例の「ベストプレーヤー企画」。FC東京からは、永井謙佑、東慶悟、髙萩洋次郎、室屋成、林彰洋の5名に、他クラブで印象に残った選手トップ3を挙げてもらった。各選手の投票結果をコメントとともに見ていこう。

●永井謙佑(FW)
1位 仲川輝人(横浜/FW)
2位 セルジーニョ(鹿島/MF)
3位 田中碧(川崎/MF)
【選出理由】
 仲川選手は今もっとも旬なアタッカー。乗りに乗っている。セルジーニョ選手については、うちとの試合で決めたミドルがすべて。田中選手は川崎で定位置を掴むほどの実力者で、実際、めちゃくちゃ上手かった。

●東慶悟(MF)
1位 シマオ・マテ(仙台/DF)
2位 チャナティップ(札幌/MF)
3位 柏好文(広島/MF)
【選出理由】
 シマオ・マテ選手は身体が強くて、その強みを活かしてうちの2トップ(D・オリヴェイラと永井)を止めていた。同じ助っ人では、チャナティップ選手の頑張りも凄かった。柏選手みたいなガンガン仕掛けるタイプは貴重。
 
●髙萩洋次郎(MF)
1位 大島僚太(川崎/MF)
2位 セルジーニョ(鹿島/MF)
3位 柏好文(広島/MF)
【選出理由】
 大島選手はドリブルもパスも上手くて、常に前を向いてプレーできる。セルジーニョ選手はなによりその得点力が素晴らしい。柏選手は1対1に強く、運動量が豊富。「向かい合えば負けない」という自信がプレーに出ている。

●室屋成(DF)
1位 倉田秋(G大阪/MF)
2位 ブエノ(鹿島/DF)
3位 柏好文(広島/MF)
【選出理由】
 倉田選手はとにかく頭が良くて、守備が上手い。ブエノ選手はヘッドがめちゃくちゃ強かった。もうひとり挙げるなら、柏選手。何度潰しても仕掛けてくるタフさが凄い。バチバチにぶつかり合う彼との1対1は毎回楽しみ。

●林彰洋(GK)
1位 マルコス・ジュニオール(横浜/FW)
2位 三竿健斗(鹿島/MF)
3位 阿部浩之(川崎/MF)
【選出理由】
 出し手にも受け手にもなれるマルコス・ジュニオール選手はキックの種類も豊富で、止めるのが難しい。三竿選手はゲームメイクの上手さが際立つ。阿部選手はなんといってもシュート。タイミングもインパクトも素晴らしい。

取材●馬場康平(フリーライター)

※『サッカーダイジェスト』2019年12月26日号より転載