日本代表

「両者ボールへ逃げずに行った結果」まさかのOG失点に対し、森保監督は交錯した二人の積極性を評価【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.01.31

バーレーン戦で日本は勝利を飾ったものの4試合連続の失点も喫している。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 サッカー日本代表は1月31日、アジアカップ決勝トーナメント1回戦でバーレーンに3-1で快勝。準々決勝進出を決めた。

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 試合は31分に堂安律、49分に久保建英がそれぞれ今大会初得点をマークし、2点を先行。しかし64分、日本は相手のCKからヘディングシュートを打ち込まれると、いったんはGK鈴木彩艶がセーブしたものの、高く舞い上がったボールを追った鈴木と上田綺世が交錯。ボールは日本ゴールに吸い込まれてしまった。

 1点差に迫られた日本だが、すぐさま反撃。72分に、上田が鮮やかにGKの股を抜くシュートを決め、今大会4点目となる2試合連続のゴールをゲット。3-1とし、日本がこのまま逃げ切った。

 試合後、フラッシュインタビューに応じた森保一監督は、「簡単に崩せる相手ではないと思っていた。我慢強く崩せたし、3得点したことは評価したい」と話し、攻撃面での手応えを語った。

 一方守備では、4試合連続の失点を喫したが、「全体的には守備も改善できているし、セットプレーからの失点でお互いのコミュニケーションの問題もあったが、両者ともお互いにボールから逃げずに積極的に行った結果だったので、コミュニケーションをとってその積極的なパワーを、守備の部分でもよりパーフェクトにして行ければと思う」とポジティブに捉えて評価した。

 日本は今大会6失点目となり、いまだクリーンシートを達成できていないが、森保監督はチームの積極的なパフォーマンスに対して悪い印象は抱いていないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】 日本代表、鈴木彩艶と上田綺世の交錯から、まさかの失点…
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